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投稿日:2025.6.10

口ゴボを治したい!治療費用や期間をご紹介

口ゴボを治したい!治療費用や期間をご
紹介

「口元が気になる…」「横顔がもっこりして見えるのが悩み」という方へ。口ゴボ(くちごぼ
)は、唇が前に突き出て見える状態で、多くの方がその見た目に悩んでいます。特に横顔のラ
インが気になる方は少なくありません。しかし、口ゴボは見た目の問題だけでなく、健康にも
影響を及ぼす可能性があるのです。本記事では、口ゴボの原因や健康への影響、治療法と費用
や期間について詳しく解説し、あなたの悩みの最適な解決方法をご紹介します。
口ゴボとは?
「口ゴボ」とは、口元が突出している状態を指し、特に横顔を見たときに唇が前方に出ている
ように見える特徴があります。医学的には「上顎前突」や「下顎劣成長」といった状態が原因
となることが多いです。この状態は見た目に大きな影響を与え、特に横顔がもっこりとした印
象を与えるでしょう。口ゴボの判断基準としては「Eライン」というものが用いられます。
口ゴボの発生要因
口ゴボの発生要因は、主に先天的要因と後天的要因に分類されます。
1. 先天的要因
先天的要因には、遺伝や骨格の構造、歯の特徴が含まれます。
● 遺伝
親や家族に口ゴボの特徴がある場合、その形質を遺伝的に受け継ぐ可能性が高いです。
遺伝的要因は、口元の形状に大きな影響を与えることが多く、顎の成長パターンや歯の
配置にも関わっています。
● 骨格の構造
骨格的な特徴として、上顎前突(じょうがくぜんとつ)があります。これは、上あごの
骨が前方に突出している状態です。また、下顎劣成長(かがくれつせいちょう)という
症状があります。下あごの成長が不十分な状態で起こるのです。先天的に骨格が小さく
、歯が並ぶスペースが不足しているといったことも口ゴボに関係します。これにより、
歯が前方に押し出され、口元が突き出る形になるのです。

● 歯の特徴
永久歯の数が多い(過剰歯)場合や、歯自体のサイズが大きい場合、口腔内に歯が収ま
りきらず、結果として口ゴボの状態になることがあります。こうした歯の特徴も、口元
の突出の原因になるのです。
2. 後天的要因
後天的要因には、日常の習慣や環境が影響しています。これらの要因は、生活習慣の改善によ
り予防や改善が可能な点が特徴です。
● 悪習慣
指しゃぶりやおしゃぶりの使用、爪噛み、舌で前歯を押す癖(舌癖)、唇を噛む癖(咬
唇癖)などの習慣は、長期間続くと口元の筋肉や歯並びに影響を与え、口ゴボの原因と
なります。
● 口呼吸
口を開けて呼吸する習慣があると、口周りの筋肉が弱まり、歯が前方に移動しやすくな
ります。特に、鼻呼吸が難しい場合などは口呼吸が習慣化しやすくなり、口ゴボが進行
することがあるのです。
● 食生活
現代の食生活では、柔らかい食べ物を摂ることが多くなり、顎の筋肉や骨の発達が不十
分になることがあります。これにより、顎の骨格が未発達かつ歯は前方に出る形になる
ことがあるのです。
これらの先天的および後天的要因が、単独または複合的に作用して口ゴボの発生に繋がります
。先天的要因が大きく影響しますが、後天的な習慣や環境も重要です。後天的要因は、日常生
活の見直しや習慣の改善によって、ある程度の予防や改善が期待できます。
Eラインとは?
口ゴボの判断基準にも使用される、Eラインをご存知でしょうか?
Eラインとは、「エステティックライン(Esthetic Line)」の略で、横顔の美しさを評価する基
準の一つとして用いられます。Eラインは、鼻の先端と顎の先端を結ぶ直線で、このラインに
対して上下の唇がどの位置にあるかで口元の美しさを判断します。理想的な横顔では上唇と下
唇がこのラインの内側に位置することが望ましいとされています。
しかし、口ゴボの状態では唇がこのラインよりも前に出ていることが特徴です。これにより、
鼻の下が長く見えたり、口元が膨らんで見えるなどの見た目のコンプレックスを抱えることが
あります。また、笑ったときに出っ歯が目立つこともあります。

1. Eラインの理想的な位置
理想的なEラインの位置は、鼻の先端と顎の先端を結んだラインに対して、上唇が2mm以内、
下唇が1mm以内であるとされています。この範囲内であれば、口元がバランスよく見えるとさ
れています。
2. Eラインと口ゴボの関係
口ゴボの場合、上下の唇がEラインよりも前方に突出しているため、横顔のバランスが崩れや
すくなります。Eラインに沿ったバランスの取れた口元を目指すためには、歯列矯正や外科的
な矯正治療が必要となることが多いです。
口ゴホのデメリット
1. 見た目のコンプレックス
横顔がもっこりとした印象を与え、笑ったときに出っ歯が目立つなど、見た目に対する
不満が生じることがあります。
2. 口腔内の乾燥
唇を閉じるのが難しくなるため、口腔内が乾燥しやすいです。これにより、虫歯や歯周
病のリスクが高まる可能性があります。
3. 噛み合わせの問題
歯並びが悪いため、噛み合わせが不正確になります。これにより、顎関節症を引き起こ
す可能性が高いです。
治療するメリット
1. 見た目の改善
口ゴボを治療することで、横顔のラインが整い、Eラインに沿った美しい横顔を手に入
れることができます。
2. 口腔内の健康向上

口元が整うことで、唇を閉じやすくなり、口腔内の乾燥を防ぎます。これにより、虫歯
や歯周病のリスクが減少します。
3. 噛み合わせの改善
歯並びが整うことで噛み合わせが正しくなり、顎関節症などのリスクも軽減されます。
口ゴボの治療方法
口ゴボの治療には、矯正治療が効果的です。以下に代表的な治療法を紹介します。
1. 矯正治療
マウスピース型矯正装置やワイヤー矯正を用いて歯並びを改善する方法です。歯列を調整する
ことで、口元の突出を解消し、Eラインに沿った理想的な横顔を目指します。
2. 外科的矯正治療
顎の位置を調整するために外科手術が必要な場合もあります。これは、重度の骨格的問題が原
因で口ゴボが発生している場合に選択される治療法です。
3. セラミッククラウン
前歯の形や位置を調整することで、口元のバランスを整える方法です。特に審美的な改善を求
める方に適しています。
治療費用について
口ゴボの治療費用や期間は、症状の程度や選択する治療法によって大きく異なります。
以下に一般的な費用の目安を示します。
● マウスピース矯正:約50万円〜150万円
● ワイヤー矯正
○ 表側矯正:約50万円〜150万円
○ 裏側矯正:約100万円〜200万円
● セラミッククラウン:1本あたり約5万円〜15万円
● 外科手術を伴う治療:約200万円〜300万円以上

治療期間について
治療期間も個々の症状や治療法によって異なりますが、一般的には以下の通りです。
● 軽度の場合:約6ヶ月〜1年程度
● 中程度の場合:約1年〜2年程度
● 重度の場合:2年以上
外科手術を伴う場合は、さらに長期間の治療が必要となることがあります。
治療を検討する際の注意点
治療費用や期間は個人差が大きいため、正確な情報は歯科医院での診断を受けてから得ること
となります。また、口ゴボの治療は多くの場合、保険適用外となるため自費診療が一般的です
。費用面での負担を軽減するために、分割払いなどの支払いオプションを提供している歯科医
院もあります。治療方法や費用、期間について十分に理解した上で、自分に最適な治療法を選
びましょう。
まとめ
口ゴボは見た目のコンプレックスを引き起こすだけでなく、健康面にも影響を及ぼす可能性が
あります。そのため、口ゴボに悩んでいる方は、早めに治療を検討することが重要です。
治療方法には矯正治療、外科的矯正治療、セラミッククラウンなどがあり、それぞれの治療費
用や期間は異なります。治療を選択する際は、自分の症状やライフスタイルに合った方法を選
び、信頼できる歯科医院で相談することが大切です。口ゴボを解消することで、見た目の改善
だけでなく、より健康的な生活を手に入れましょう。

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