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ブログ

投稿日:2023.3.31

過蓋咬合(噛み合わせが深い)を治したい方へ

こんにちは🦷
仙台キュア矯正歯科です🌸
噛み合わせが深い歯並びの過蓋咬合
笑ったときに口元が気になる方も多いのではないでしょうか?
過蓋咬合は見た目や噛み合わせの問題だけでなく、さまざまな影響が懸念される歯並びです。
この記事では、過蓋咬合の原因や影響、治療方法について紹介します。
過蓋咬合を治したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

過蓋咬合とは?

過蓋咬合 矯正 仙台

過蓋咬合とは、噛み合わせたときに上の前歯によって下の前歯がほぼ見えない状態の歯並びのこと
です。
*前歯が噛み合っていないため、奥歯の噛み合わせが深く、奥歯や顎に負担がかかりやすいのが特徴
出っ歯などの他の歯列不正を併発していることもあります。

なぜ過蓋咬合になるのか?

矯正治療 仙台 疑問

過蓋咬合はさまざまな要因によって起こる可能性があります。

【過蓋咬合の原因】

・上下の顎の大きさや位置のバランス
・奥歯が短い、前歯が長いなどの歯の生え方
・むし歯や乳歯の早期脱落によって、歯の移動や傾斜が起こった
・下唇を噛む癖や指しゃぶりなどによる歯の傾斜
過蓋咬合にはどんな影響があるのか?
過蓋咬合は見た目や噛み合わせの問題だけではなく、さまざまな影響を及ぼします。

【過蓋咬合の影響】

歯への影響 ・下の前歯で上の前歯が突き上げられてダメージを受ける
・接触が大きいため、奥歯が擦り減りやすい
歯ぐきへの影響 ・下の前歯が上前歯の裏側の歯ぐきを噛みこむ
・口が乾燥しやすいため歯周病になりやすい
顎への影響 ・顎関節の負担が大きく、顎関節症になりやすい

補綴物(被せ物、入れ歯など)への影響 ・深い噛み合わせにより噛み合わせのバランス
が悪く、歯に強い力がかかるため補綴物が破損しやすい

過蓋咬合に治療方法

過蓋咬合は治療時期によって治療方法が異なります。
乳歯列期・混合歯列期の治療
発育段階であることを活かして、顎の成長方向の調整や噛み合わせのバランスを整えます。
乳歯列や混合歯列の時点で歯を並べるための土台を作っておくことで、永久歯列期の治療の負担が
軽減されます。

永久歯列期の治療

永久歯列期では、ワイヤー矯正やマウスピース矯正によって過蓋咬合の治療をします。
ワイヤー矯正 歯にブラケットと呼ばれる装置をつけて、そこにワイヤーを通して歯を移動させる方法。
マウスピース矯正 一定の期間ごとに形の異なるマウスピースをはめていくことで、歯を動かす方法。
マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べて、治療可能な症例が限られます。
また、ワイヤー矯正のほうが歯の動きが早く、微細な調節がしやすいです。
自分の歯並びに合った矯正方法は、歯科医師に相談してみましょう!

過蓋咬合は奥歯の高さ不足で深い噛み合わせになっています。
また、顎のバランスや骨格の問題により歯列矯正だけでは歯並びの改善が困難な場合は
顎の骨を削る外科処置が必要になることもあります。
過蓋咬合に伴う外科手術は健康保険が適用されるケースもあるため、確認してみてくださいね。

過蓋咬合は矯正治療で治そう!

仙台 裏側矯正 裏側

過蓋咬合は、歯や顎などさまざまなところに影響を与えます。
過蓋咬合の矯正治療は、治療する時期や歯並びの状態によって方法が異なります。早い時期から治
療を始めることで、将来的な身体的・経済的負担の軽減が期待できます。健診等で過蓋咬合を指摘さ
れたお子さまは、できるだけ早めの受診をおすすめします。
過蓋咬合を治したいと思っている方やお子さまの過蓋咬合が気になる方は、まずはお気軽に当院へご相談ください。