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ブログ

投稿日:2023.11.10

舌癖(ぜつへき)とは?

こんにちは!
仙台キュア矯正歯科です(*´ω`*)

今年ももう残りあと2か月となりました。
少しずつ風が冷たくなり、秋らしくなってきましたね!
紅葉が美しく染まり、散歩が楽しい季節となりました♪
紅葉狩りに行かれる際は暖かい格好でお出かけください(*^^)v

本日は、舌癖(ぜつへき)についてブログを書かせていただきました☆
是非最後までご覧ください(^^♪

 

舌癖とは?

 

舌癖(ぜつへき)とは、日常生活の中で気づかないうちに歯の間から舌が出ていたり、
舌を歯に押し付けているような動きをすることをいいます。
舌癖は歯並びや発音に大きな影響があります。
人間は一日に約1500回、無意識に飲み込む動作をしています。
舌癖のある人は、飲み込むたびに舌で歯を押していることになるので、
その結果歯と歯のすき間が開いたり、上下の歯が咬み合わなくなることがあります。
また、しゃべる時もそのすき間に舌が入るため、サ行、タ行、ナ行などが舌たらずな発音になることもあります。

舌癖の原因は?

●指しゃぶりの名残

幼児期より指しゃぶりを長く続けると上下の前歯の間に大きな隙間が開く、開咬という状態になってしまいます。

5歳を過ぎた頑固な指しゃぶりは注意が必要です!
たとえ指しゃぶりをしなくなっても、既に出来てしまった隙間が気になり、
そこへ舌を突っ込んでしまうため、それが癖になってしまうことがあります。

 

●乳歯の早期喪失

乳歯から永久歯への歯の生え変わりの際に、乳歯が抜けて歯がない状態になると
どうしても舌を歯の隙間に押し付ける癖がでてしまいがちです。
乳歯が早く抜けてしまい永久歯がなかなか生えてこなかった場合、
歯がない状態が長く続いてしまうと、その癖が長く続いてしまうので
永久歯が生えてきても舌癖が残りがちです。

 

●口呼吸

鼻や喉の病気による口呼吸(鼻炎、蓄膿症、アデノイド、扁桃腺肥大)など
鼻呼吸が出来ず、口呼吸となると舌が低い位置にとなり飲み込む際に舌を突出する癖がつきます。

 

●舌小帯が短い

舌をしっかり上に挙げられないため舌が低い位置にある状態(低位舌)になります。

 

舌癖の治し方

 

皆さん、普段リラックスしている時、舌はどこにあるでしょう。

・下の歯の近くにある
・前歯で少し噛んでいる状態
・上下の歯の裏、ちょうど真ん中くらいに当たっている。

などの方はいらっしゃいませんか?
こういう方は、舌の位置が正しい位置にありません。

舌には正しい位置(スポット)があります!
スポットは、上の前歯の根元のすぐ後ろにある歯ぐきが少し膨らんでいる部分です。
舌の奥は上のあごにくっついている状態。

 

日頃から舌がこの位置にあるか意識して、正しい位置にくるよう心がけましょう。
また舌癖を治すためのトレーニングがあります。
トレーニングを行うことで舌や口の周りの筋力を強くし、正しい位置に舌を置くことを習慣に
していくことで舌癖を改善していきます。

 

なかなか教わることのない「正しい舌の位置」。
日頃から舌の位置を意識して、正しい位置にくるよう心がけましょう!(^^)!