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ブログ

投稿日:2023.11.13

飲み物に含まれているお砂糖の量は?

こんにちは🦷
仙台キュア矯正歯科です🌷

ホッと一息つきたい時、お砂糖の甘さに癒されたい。そんな時はありませんか?
今回は、日頃よく目にする”飲み物”に含まれている『お砂糖』の量を知ることで、ご自身
の全身の健康とお口の中の健康を守れる知識をお伝えいたします。

お砂糖は1日にどのくらい摂取しても大丈夫?

お砂糖はとても大切なエネルギー源でもありますので、お砂糖は摂取しないでください!
ということはお伝えしません。
ですが、どんな食べ物や飲み物にも、ある一定の基準を超えると健康ではなくなってしま
う摂取のしすぎ、”過多”の状態になってしまいます。
WHOが推奨しているお砂糖の1日の摂取量は
〜1日の総摂取カロリーの10%未満を推奨〜しているとのことです。
そしてさらに〜5%未満ならより健康効果が高い〜と言われています。
成人の平均的な摂取目安量は25g(小さじ6杯程度)です。
小さじ6杯程度と聞くと、そこまで多く摂取していないのでは?と思う方もとても多いと
思います。ですが、飲み物の中に溶かされているお砂糖の量は思っているより遥かに多い
量が糖分として飲み物の中に入っています。

馴染みのある甘い飲み物、お砂糖はどのくらい入っているの?

少しリフレッシュしたい時に、炭酸水やジュースを飲みたい。
スポーツで汗をかく時にはスポーツドリンクで水分不足を防ぎたい。
コーヒーでホッと一息入れたい。
このように、甘い飲み物で癒されたいタイミングはあると思います。
それでは、今から馴染みのある清涼飲料水には一体どのくらいのお砂糖が含まれているの
か、一緒に確認していきましょう。
炭酸飲料→(500ml)→40~65g
缶コーヒー(190ml)→2~13.5g
スポーツドリンク(500ml)→20~34g
果汁100%ジュース(500ml)→50~60g
目を疑うほどのお砂糖の量の多さです。
成人でも1日の摂取目安量が25gなのをゆうに超えてきています。
暑い時など、500mlのペットボトルを飲み切るのにはそう時間もかかりませんよね。
これを成人ではなく、お子様が飲んでいるのだとしたら、明らかにお砂糖の摂取量が多す
ぎることがご理解いただけたと思います。

飲み物に含まれるお砂糖はどんな効果があるの?

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お砂糖は、あながち悪いものではない。ということをご理解いただければと思います。
先ほどもお伝えしたように、お砂糖は貴重なエネルギー源です。

そして、脳内の神経物質に作用することでリラックス効果が期待できます。
特に、感情をコントロールする働きを司る前頭葉では“セロトニン”が精神を安定させる働
きを担っています。
セロトニンが放出されることで、リラックス効果や緊張の緩和、不安が薄れるなど心の健
康にも役立っていることが分かっています。
ホッと一息つきたい時や、疲れた時に甘いものが欲しいのは、こうした体からのサインな
のですね。

飲み物に含まれるお砂糖が及ぼす悪影響は?

それでは、先ほど確認した飲み物に含まれているお砂糖の量がとても多かったものについ
て、飲み物に含まれているお砂糖がどのような悪影響を及ぼす恐れがあるのでしょうか?
症状別に確認していきます。

・虫歯

「甘いものを食べると虫歯になるよ!」と、小さい頃には言われた方も多いのではないで
しょうか?では、なぜ甘いものを食べると虫歯になるのでしょうか?

虫歯になるのはなぜ?

1.お口の中に虫歯の細菌が潜んでいるところに、食べ物と一緒にお砂糖が運ばれてきます

2.お砂糖の成分を虫歯菌が「加糖」と「ブドウ糖」へと分け、分解していきます。
3.「ブドウ糖」から「グルカン」という虫歯菌が歯の表面に付着するための粘着性のある
足場を作ります。
4.グルカンには粘着性のある足場なので、虫歯以外の細菌も付着します。
5.そうして、プラーク(歯垢)が形成されていきます。
6.プラークの中に居る細菌たちは糖を餌にして増殖し、虫歯の細菌は酸を出します。
7.その酸に歯の表層のエナメル質が溶かされて、穴があいて虫歯になります。
上記が虫歯の発生するメカニズムです。

虫歯を防ぐためには?

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甘いものが好きなのに、虫歯の脅威に怯えて暮らさなければならないの?そう思った方も
多いのではないでしょうか?
ですがご安心ください。
虫歯を防ぐための方法をご紹介します。
・お砂糖の入っている甘い飲み物、食べ物をお口の中に入れた後は歯磨きをする
・ダラダラと長い時間食べ続けない
・間食は時間を決める
・食後に歯磨きをする
・食後に歯磨きができなければ、うがいを必ずする
このように、お砂糖の入っている飲み物、食べ物を摂取した時には必ず歯磨きをして、お
口の中に糖分を残さないように意識することです。

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プラークがたまらないように、細かいところまで念入りに歯磨きをすることもおすすめし
ています。
そのほかに、お砂糖の摂りすぎで起こる可能性のある病気について調べてみました。
・糖尿病
・うつ病
・低体温症
・骨粗鬆症
・便秘
など、そのほかにも口内炎や肩こり、慢性疲労、免疫力の低下や老化の促進など、将来的
にも不安要素ばかり残る不調ばかりがお砂糖の摂取しすぎで起こる可能性のある症状でし
た。
お砂糖を多く摂取すると、消化する際にビタミンB群やミネラル、カルシウムが大量に必
要になります。そうすると、ビタミンB群の不足、ミネラルの不足、カルシウムが不足し
てしまい、様々な全身の不調に繋がるのです。

矯正治療に影響のあるお砂糖の入った飲み物は?

矯正治療では、お砂糖の入った飲み物はどのような影響があるのでしょうか?
矯正装置が入っていると、歯磨きがしにくいことが挙げられます。
そうすると、お砂糖の入った飲み物は、このような影響が出る可能性があります。

歯の表面の脱灰

虫歯の細菌が出す酸によって、歯の表面が少しずつ溶け出してしまう恐れがあります。
お口の中が炭酸飲料水などを常に飲むことで、酸性に傾いて歯の表面が溶け出してくるこ
とも多くあります。

虫歯菌の増殖

お砂糖を餌にする虫歯の細菌が、磨き残したプラークなどに潜んでおり、お口の中で増殖
します。

ブラケットや歯と歯の間の隙間からの虫歯

ブラケットなどの矯正装置が接着してある歯の表面は、歯ブラシをきれいに当てることが
慣れるまで難しい場合が多いです。そうすると、その磨き残しから虫歯になってしまう可
能性があります。
なお、矯正治療中には歯と歯の間をお掃除することも難しい場合があります。そこから虫
歯になってしまう可能性があります。

矯正治療に影響のない飲み物は?

お水や、お砂糖の入っていないお茶に限ります。
無糖の炭酸水はpHが酸性に傾いているために、歯の表面を溶かしやすいのでおすすめで
きません。
お茶もカテキンの成分で着色してしまうことを考えると、やはりお水が一番影響がないと
言えます。
ですが、ここまで制限があるのもとても辛いですよね。
矯正装置が着いている場合には、お水以外の飲み物を飲んだらお水でうがいをする。

マウスピース矯正の場合には、マウスピースを外して飲用し、その後お水でうがいをして
からマウスピースを装着するなどして、お口の中に成分を残さないように心がけるといい
でしょう。

まとめ

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いかがでしたか?飲み物に含まれているお砂糖の量について詳しく解説いたしました。
お砂糖は本来、体にとって悪いものではないことや、1日の推奨摂取量についても知って
いただけたと思います。
普段から手に取りやすい飲み物でも、どのくらいお砂糖が入っているのかを意識をするこ
とで、摂りすぎてしまうことは防ぐことができるようになりますよね。
この記事が健康的な生活が送れる一助になりましたら、幸いです。

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