投稿日:2025.6.6
安い費用で歯列矯正をしたい!どうすればいい?
こんにちは🌻
仙台キュア矯正歯科です🦷
「矯正治療の費用は結構かかると聞いていて…費用を抑えたいけど良い方法はないですか?」
このように、費用の心配からご相談をいただくことも少なくありません。
長期的な治療だとしても、かかる費用が大きければその分負担はかかります。
ですが、費用の安さで飛びついて後悔をしているというお話も、後を絶ちません。
では、安心して費用を少しでも抑えられる方法はないのでしょうか?詳しく解説します。
目次
〜矯正治療費用を安くするための方法は?〜
1. 部分矯正
矯正治療では、全体矯正と部分矯正があります。
全体矯正とは?
上下の歯全ての歯並びに矯正治療を施して整える方法です。
・噛み合わせがズレてしまっているもの
・顎の骨ごと歯並びを整えるような大掛かりな矯正治療が必要な場合
・重度の歯列不正
など、全体的に歯並びを整えなければ矯正治療が終わらない状態では全体矯正が必要です
。
部分矯正とは?
全体的に矯正をせずに、部分的な小数の歯並びを整える時に施される矯正治療です。
・1本だけ角度が斜めに生えている
・前歯だけすきっ歯になっている
・歯並びが部分的に悪い
など、その部分的に矯正治療を施すだけで矯正治療が終わる場合には部分矯正を行います
。
部分矯正のメリットは?
・費用が安価
・矯正期間が短い
全体矯正に比べて、費用がとても安価です。矯正期間も、全体矯正は1年半以上からにな
りますが、部分矯正の場合には1年以内に治療が完了するケースもあります。
注意することは?
残念ながら誰でも部分矯正が適応するわけではありません。
部分的に歯並びが悪いからと言っても、矯正治療を全体的に行わなければ歯を動かすスペ
ースが作れず、歯を移動することが出来ない場合もあります。ですので、部分矯正が気に
なったら矯正相談を受けていただくことで、矯正治療の見通しが立てられます。ぜひご活
用ください。
2. マウスピース矯正
マウスピース矯正とは?
ワイヤーなどの歯に固定する矯正装置を装着せずに、透明なマウスピースを使用して歯を
矯正治療していく方法です。
透明で目立ちにくいのが特徴で、見た目を気にしている人にとっては最適な矯正方法だと
言えるでしょう。
マウスピース矯正のメ
リットは?
・費用が比較的安価
・矯正治療の痛みが比較的に抑えられる
マウスピース矯正は、全体矯正の裏側矯正に比べて費用が安価です。マウスピース矯正を
安価で提供している歯科医院もありますが、当院のように矯正歯科を専門的に取り扱って
いる矯正歯科で取り扱われているマウスピース矯正は、症例数も多く知識や経験豊富な歯
科医師が担当していますので安心して治療を受けていただくことが可能です。
矯正治療で発生する歯を移動しているときの痛みは、マウスピース矯正では歯を移動させ
る距離が決まっているので、ワイヤー矯正に比べて抑えることが可能です。
注意することは?
・顎の骨ごと移動させるような難しい症例ではマウスピース矯正が取り扱えない可能性が
あります。
マウスピース矯正の治療ができる歯並びの範囲は、現在難しい歯並びでも幅広く対応がで
きるようになってきました。ですが、顎の骨切りをするような難しい症例でのマウスピー
ス矯正は、治療の後半から対応をするなど、その治療で効率よく安全に取り扱える状況に
なるよう判断を致しますので、全ての症例でマウスピース矯正が対応できる訳ではありま
せん。また、医療費控除を利用することも検討してみてはいかがでしょうか。
医療費控除とは?
医療費控除とは、高額な医療費の負担額に応じて、「税金を軽くしようという国の制度」です。
自分と、生計を一にする家族で支払った医療費の総額が年間合計10万円を超える分について控除を受けられます。
1/1~12/31までの1年間に支払った額を、翌年の確定申告の時期に申請が必要です。
(※また、総所得が200万円以下の方は10万円ではなく合計所得金額の5%を超える分)
医療費控除の対象になるものは?(歯科の場合)
控除の対象になるもの
・虫歯治療などの保険診療
・インプラント
・セラミック治療
・不正咬合の矯正治療
・交通費
控除の対象にならないもの
・美容を目的とした矯正治療
・歯ブラシや歯磨き粉などの物品購入費
・自家用車で通院したときのガソリン代や駐車場代
医療費控除のポイント!
医療費に関する領収書は大切に保管すること
確定申告時に提出の義務はありませんが、事後に提出・提示を求められる場合がありますので
領収書等の必要書類は5年間保管しておきましょう。
※領収書の再発行は出来かねますので、当院でも再発行についてはお断りしております。
交通費の記録を忘れずにしておくこと
交通費も申請に含めることができるため、「いつ来院した」「いくらかかった」などを
記録しておくことをお勧めいたします。
一番所得金額の多い方が申告をするとお得
課税総所得に応じて税率が異なるため、一番所得金額が多いご家族で申請するとお得です。
もし直近の確定申告に間に合わない、申請忘れがあっても大丈夫
5年分まで遡って、申告が可能です。
ですので領収書等の大事な書類は取っておくのがマストです!
デンタルローンは医療費控除の対象か
デンタルローンのお支払いの場合でも医療費控除の対象になります。
しかし注意点としてはデンタルローンの支払いが複数年にわたったとしても
医療費控除が受けられるのは治療費が発生した年のみが対象です。
また、金利・手数料は医療費控除の対象外です。
ローンでお支払いをされている方で医療費控除をご希望の場合は
申請のお忘れがない様ご注意ください。
医療費控除額の計算式
医療費控除は、医療費控除額に所得税率をかけた金額が戻ってきます。
ですが控除額がそのまま戻ってくるわけではなく、金額が一律なわけでもありません。
医療費控除額の計算式は以下です。
実際に支払った医療費の合計-保険金などで補填される金額-10万円※=医療費控除額
※総所得が200万円未満の場合は総所得の5%
実際に支払った医療費の合計が10万円未満の場合は、医療費控除を申告できません。
また、医療費控除額の上限は200万円です。
200万円を超えた分は医療費控除額に含まれず
支払った治療費が多ければ多いほど還付額が大きくなるわけではありません。
還付金の計算式
還付金とは、最終的に手元に戻ってくる金額のことです。
計算式は以下です。
医療費控除額×所得税率=還付金
医療費控除額に、申告者の所得税率をかけた金額が還付金となります。
また医療費控除は、生計をともにしている家族の医療費を合算して申告できます。
先程も上記で述べたように、家族のなかでも所得税率がもっとも高い方が申告すると、お得に還付金を受け取れます。
所得税率については国税庁の公式サイトに記載されているため、気になった方は是非ご確認してみてください。
詳しくは国税庁へ!
今回は「医療費控除とはどういうものなのか」ということを知っていただく機会になるよう
簡単に内容をおまとめいたしました。
当院で行う矯正治療はかみ合わせ改善がメインであるため、ほとんどの方が医療費控除の対象となりますが
実際に控除を受けられるかどうかは税務署の判断となるため、当院では回答いたしかねます。
また、詳細なご質問に関しましても相違が発生する場合がございますので、お答えいたしかねます。
医療費控除についてもっと詳しく確認されたい場合は
国税庁のホームページを見たり、お近くの税務署で話しを聞くなどをして
ご自身でしっかりと確認していただくことをお勧めしております!
矯正治療で費用のことでお悩みでしたら、まずは当院の無料相談へお越しください。
患者様に適した矯正治療やお支払い方法が見つかるよう、サポートさせていただきます。