投稿日:2025.4.21
受け口はどこで相談すればいいのか?
皆様、こんにちは。
りんくすビル 6階にある「仙台キュア矯正歯科」です。
「受け口が気になるけれどどこで相談に乗ってもらえばいいの?」と悩んでいる方へ。
まずはお気軽に矯正歯科に相談に行きましょう。
歯並びや骨格の問題など矯正歯科では問診や精密検査により判断することが可能です。
今回は、受け口の特長や原因、放置するデメリットや治療方法などを解説します。
目次
受け口の相談は矯正歯科へ!
受け口の相談は矯正歯科でするのがおすすめです。
「え?でも歯並びはよくみえるから矯正歯科でいいの?」と悩まれる方も多くいらっしゃ
います。
矯正歯科では、歯並びはもちろん上下の噛み合わせや顎の位置関係を診断し、受け口の原
因を突き止めて適切な治療方法をご提案することが可能です。
一般歯科では顎や歯並びの状態を検査する専用の機材が完備されていないこともあるため
、受け口かな?と感じたら矯正歯科に相談するとよいでしょう。
矯正歯科では、以下のような精密検査で受け口の状態を診断することができます。
レントゲン
レントゲン撮影は、一般歯科にもありますが歯の本数や顎の骨の状態を把握することがで
きるX線写真です。
また、虫歯や歯周病の有無も確認することができるため、受け口の矯正治療を現時点で
すぐに行うべきか、治療を優先するべきかなど綿密に治療計画を立てることができます。
セファロ
セファロ(セファログラム)とは、矯正歯科で撮影できる頭部X線規格写真のことです。
「レントゲン写真と何が違うの?」と疑問になるでしょう。
セファログラムは歯や歯を支えている顎の骨だけではなく、頭蓋骨の位置や形をX線写真
で把握することができます。頭部のレントゲンを正面と側面から撮影することで、上下の
顎のズレやお口元のバランス(Eライン)、歯の傾斜角度を詳しく把握できるのです。
受け口の治療計画を立てるためには、セファログラムによる診断が大切だとわかりますね
。一般歯科ではセファログラムの取り扱いはないことが多いため、矯正歯科に相談に行き
ましょう。
歯の型取り(デジタルスキャン)
歯並びの状態を精密に検査するために歯の型取りを行います。
合わせてお口の写真や顔面の写真撮影を行い、患者様のお口元や歯並びの状態をビフォ
ー・アフターでみていただけるようになっています。
一般的には歯の型取りは粘土のような素材を使用しており、型取りの際に「冷たい」「オ
エッとなる」などのお悩みもあるようです。
そのため当院ではできるだけ患者様の負担を減らせるようにデジタルスキャンによる歯の
型取りを実施しております。
デジタルスキャンで歯並びの状態や歯の大きさ歯の傾斜角度を撮影するのですが、お口を
数秒開けているだけで小型のカメラで撮影が終えられるため、快適に精密検査を受けられ
ますよ。
嘔吐反射が強い方は、このようにデジタルスキャンで歯の型取りを行っている矯正歯科を
探すのもよいかもしれません。
受け口とは?
そもそも受け口とはどのような特徴や原因があるのかみて見ましょう。
受け口の特長
受け口とは以下のような状態をいいます。
・下の歯が上の歯よりも唇側に出ている状態
・下の顎が大きすぎる状態
これらに共通しているのが上下の噛み合わせが反対になっていることです。
受け口は別名「反対咬合」とも呼ばれ、他にも下顎前突と呼ばれています。
しゃくれと混同される方もいらっしゃいますが、しゃくれは下顎の先端が前方にそり出し
ている状態で上下の噛み合わせに問題はありません。
受け口の原因
ここからは受け口の2つの原因をみてみましょう。
先天的な原因
受け口は両親の歯や顎の形や大きさが遺伝することで引き起るといわれています。ただし
、遺伝により悪い歯並びになるのは2割程度です。
両親が受け口の場合はできるだけ早めに矯正歯科に相談に行くと治療の開始時期などの適
切なアドバイスがもらえます。
後天的な原因
後天的な理由は、癖やお口のトラブルが挙げられます。
・下の歯で上の唇を噛む癖
・舌で下の歯を押す癖
・猫背
・口呼吸
・下の親知らずが生えてきた
などが挙げられます。
幼いころから上記のような癖がある方は下の歯が外側に押し出されて受け口になるリスク
が高まります。
また、猫背で生活すると下顎が下方に引っ張られるため、上下の顎の位置関係がずれたり
、お口がしっかり閉じられないことから下の歯が前方に傾いたりして受け口になることが
あります。
当院で受け口の相談をするメリット
仙台キュア矯正歯科では、受け口の相談を随時受け付けております。
当院では患者様に寄り添いできるだけ快適に治療が受けていただけるように以下を実施し
ています。
無料カウンセリングがある
当院で受け口の相談をしたい方は無料カウンセリングをご利用ください。
「受け口が気になる」「受け口の治療はどんなのがあるの?」「矯正歯科で受け口は治せ
るの?」「いつまでに受け口を治したい」などお困りのことやご要望がありましたら、カ
ウンセリング時にご質問ができます。
カウンセリングをして受け口の治療に進みたい方に精密検査を実施いたしますので、カウ
ンセリングだけの予約でもご安心ください。
さまざまな矯正装置から選べる
当院では、患者様のライフスタイルに合わせて矯正装置を選択いただけるようにさまざま
な種類をご用意しております。
受け口の治療には、歯並びの状態にもよりますが以下の装置を選択いただけます。
【表側矯正】
表側矯正装置とは、歯の表面にブラケットと呼ばれる米粒くらいの矯正装置を専用の接着
剤で貼り付けて、ワイヤーを通して歯並びを整える方法です。
歯の表面に装置を貼り付けるので目立つのでは?と一歩踏み出せない方のために、当院で
は透明や白色のブラケットを用いて治療を進めております。
できるだけ目立ちにくく費用を抑えて受け口を改善したい方に向いている装置です。
通院は3週間に1回のペースで、治療は約2年前後で終えられます。
【裏側矯正】
裏側矯正装置は、歯の裏側にブラケットを貼り付けてワイヤーを通す治療方法です。表側
矯正装置に比べると装置が正面から見えにくいのが特徴です。
お仕事上矯正装置を歯の表面に貼り付けられない方やできるだけ矯正治療していることを
他人に気付かれたくない方に向いています。
当院は目立ちにくい矯正治療のひとつである「裏側矯正」を得意としており、「歯をキレ
イにしたいから矯正するのに、目立つ矯正装置を歯に長期間つける選択肢しかないのはナ
ンセンス」という患者様の想いを尊重しております。
通院や治療期間は表側矯正装置と同等ですが、費用は裏側矯正の方がかかります。
【マウスピース型矯正】
マウスピース型矯正装置は、マウスピース型のトレーを製作しご自分で歯に装着すること
で歯並びを徐々に整える方法です。
トレーは矯正治療開始時から矯正終了時までの分がすべて最初に製作されるため、最大で
2ヶ月分のトレーを通院時にお渡しすることが可能です。そのため、通院頻度を減らした
い方に向いています。
また、表側や裏側矯正装置とは異なりマウスピース型矯正は取り外し式の装置を利用する
ため、自己管理がとても大切です。基本的には歯磨きや食事以外の1日20時間以上はトレ
ーを装着していただく必要があります。
骨格的な問題にも対応できる
当院では、歯並びの問題には歯列矯正(矯正装置を用いた治療)で対応できることはもち
ろん、骨格的な問題がある患者様には外科手術を併用した矯正治療で対応することも可能
です。
外科手術は当院と提携している医療機関で受けていただきますので、まずはお気軽に矯正
歯科へご相談ください。治療の流れは、当院でのカウンセリングと精密検査を行ったあと
に外科手術を受けていただき、そのあと矯正装置による歯列矯正に移行していただきます
。