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ブログ

投稿日:2024.4.12

普通の歯ブラシと電動歯ブラシどっちがいいの?

こんにちは(‘ω’)ノ
仙台キュア矯正歯科です。

本日は、患者様からもご質問の多い『普通の歯ブラシと電動歯ブラシどっちがいいの?』
について書かせて頂きました。是非最後までご覧ください。
歯磨きをしている猫のキャラクターのイラスト

 

 

電動歯ブラシとは?

普段は「電動歯ブラシ」とひとくくりにされていますが、実は回転数によって以下の3種類に分けられます。

 

電動歯ブラシ(高速回転タイプ)

回転数→3千~7千回
ブラシが電気で振動あるいは回転します。プラーク除去効果が高く、歯肉マッサージ効果もあります。

・音波歯ブラシ

回転数→→2万~4万回
ブラシが高速で振動します。ヘッドを高速振動させることで音波を発生させ、
毛先が接していない部分に至るまで汚れを落します。また音波により歯周病菌の表面を破壊することができます。

・超音波歯ブラシ

回転数→120万回以上
ブラシのヘッドから超音波の振動が発生します。超高速の音波振動により細菌と歯のつながりを弱め、
歯垢の一成分である不溶性グルカンを破壊することができます。虫歯や歯周病予防に効果的です。

※心臓にペースメーカーや除細動器を使用している方には勧めてはいけません。
またそのような方の近くで作動させてはいけません(誤作動の恐れがあるため)。

 

電動歯ブラシのメリット

メリットは主に3つあります。

・誰でも簡単に汚れを落とせる
・効率がいい
・疲れない

手で動かす歯ブラシと比べて、圧倒的に効率がいいです。
短時間で歯垢を多く取ることができ、手を動かす必要がないので、
疲れないことも大きなメリットとなります。
さらに、電動歯ブラシは高齢者の方や、力の弱いお子さんにもおすすめです。
握る力が小さくても、軽くて手にフィットするものを選べば簡単に磨けてしまいます!

 

電動歯ブラシのデメリット

良いことばかりのように見えますが、デメリットもあります。

・比較的高価
・電池、電力が必要
・歯や歯茎を傷つける可能性がある

電動歯ブラシ本体の値段は一般的に、数千~数万円します。
ブラシのついている先端部分(ヘッド)は交換が可能なので、
本体は頻繁に買い換えなくていいとはいえ、手が出しにくい金額ですよね。
さらに、ヘッドは数百円するので、消耗品であることを考えると、お高いお買い物になります。
ただ、先端部分は付け外し可能なので、家庭に1台で大丈夫です。
そして、1番大切なのが、歯や歯茎を傷つける可能性があることです。
パワーの強いヘッドや、合わないヘッドを使っていると、歯や歯茎を傷つける可能性があるのです。
強く力が入っていたら、止まる、ランプがつくなどの便利な機能があるものも販売されています。

 

 

普通の歯ブラシのメリット

・簡単に手に入る
・とても安い
・さまざまな種類から選べる

歯ブラシは、毛先が広がっていなくても、使っているうちに劣化していきます。歯垢を落とす力が弱まるのです。
安くて簡単に手に入るので、月に1回の交換頻度でも、気軽にすることができます。
毛先がフラットなもの、山切りのもの、先端が細くなっているものなど、メーカーによってさまざまな種類があり、選ぶことができます。
また毛先の種類だけでなく、年齢や症状によっても使い分けることができます。
例えば乳児用、学童期用、歯周病用、奥歯用などの種類があります。
歯磨きの目的や使う人によって簡単に使い分けられるのも手で動かす歯ブラシのメリットでしょう。

 

普通の歯ブラシのデメリット

・しっかり磨くには技術が必要
・磨くのに時間がかかる

さまざまな種類から選べる歯ブラシですが、しっかり磨くには技術が必要です。
特に奥歯は、磨き残しやすい部分になります。
同じ歯ブラシを使っていても、人によって歯垢の落ち方が異なってしまいます。
そして、時間がかかります。
時間の面は、電動歯ブラシには勝てません。

 

 

矯正している方へのオススメは・・・

矯正治療されている皆様は、普通の歯ブラシをおすすめします。
電動歯ブラシですと振動や当て方によっては装置がはずれてしまうことがあります。
普通の歯ブラシにプラスしてワンタフトブラシもオススメします。
装置まわりは汚れがたまりやすいので、先が細くこまわりがきくので装置まわりが磨きやすいです。
夜の時間がある時のみでも大丈夫ですので使用してみてください。