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投稿日:2024.3.4

歯科矯正にかかる平均費用はいくら?

 

こんにちは(‘ω’)ノ
仙台キュア矯正歯科です。

歯科矯正治療は、噛み合わせが悪く正常に噛めない方や、正しい発音ができない方などの機能を回復する目的
で行ったり、綺麗な口元にするために歯を整える方などニーズが高まっています。
メリットが大きい反面、みなさんも矯正治療はすごく高い・・・。という印象を持っているのではないでしょう
か?
そこで今回は、歯科治療にかかる費用や支払い方法、また矯正治療を安く抑えるコツなども詳しく解説していき
ます。
矯正治療に興味はあるけど費用が高くて・・と悩んでいる方は、ぜひ本文を参考にご検討されてみて下さい。

歯科矯正はなぜ高い?

 

矯正治療が高い理由としては自由診療になるケースが多いからです。
自費治療ともいいますが、自費の治療ではクリニックが自由に料金設定をおこなっていいので、クリニックごと
に料金の設定が違います。
また矯正治療には、特殊な装置や歯科矯正医の技術量がかかるため必然的に高くなってしまう傾向にあります。
矯正治療を保険適応でできるケースもありますので、対象になった方は保険適応で矯正治療が受けられ費用はグ
ンと落とすことができます。

<歯科矯正にかかる平均費用は?>

【歯科矯正を行う前にかかる費用】

カウンセリング料:無料〜5千円程
歯科矯正を始める前に歯科医師とのカウンセリングを行います。
どのような矯正治療ができるのか治療期間や料金などある程度予測してのお話を聞くことができます。
診断料:無料〜3万円程
矯正治療をする前にお口の状態を知る必要があります。
レントゲン撮影、セファロ撮影、CT撮影、模型、噛み合わせ、唾液の検査などがあり、これらの情報を見て治
療期間や最適な治療方法、料金などについてカウンセリング時よりも詳しい判断をすることができるようになり
ます。
この診断を聞くためにかかる料金が必要になることもあります。

【歯科矯正中にかかる費用】

矯正治療費

【1】表側矯正(ワイヤー矯正):60〜100万円程

もっともポピュラーな治療方法になります。
歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を付けて、ワイヤーをかけて理想とする位置まで歯を動かして整えていき
ます。

【2】裏側矯正(ワイヤー矯正):100〜150万円程

表側矯正を同じで歯の表面にブラケットをつけて、ワイヤーの力で歯を移動させます。
しかし表側にブラケットを付けるのでは装置が目立ってしまいますので、見た目が気になる方は審美的にも良い
裏側矯正を選択する方もいらっしゃいます。
【3】ハーフリンガル矯正:80〜130万円程

ハーフリンガル 矯正治療

ブラケットの矯正装置が目立ちやすい上の歯には裏側矯正を行い、ブラケットが見えにくい下の歯は表側矯正を
行う方法です。
全体的に裏側矯正をするよりも料金面を抑えることができます。
【4】部分矯正:30万〜60万円程

前歯の歯並びだけが気になるなど、一部分的な歯並びを綺麗に整えたい時に有効な方法です。
動かす歯や調整に必要な歯が部分的で済みますので、全体的な矯正治療が必要な人に比べると治療費を抑えるこ
とができます。
【5】マウスピース矯正:30〜100万円程

透明なマウスピースを使って歯を動かしていく方法で、目立たない矯正治療として人気があります。
個人の歯型をとりオーダーメイドでマウスピースを作成します。
ワイヤー矯正とは違い取り外しが出来るのもメリットです。
マウスピース矯正でも様々なブランドがあり、料金形態が変わりますので詳しい内容についてはクリニックに問
い合わせ下さい。

矯正治療中の調整料や処置料:3千〜1万円程/1回
クリニックによって矯正治療の料金に含まれていることもあります。
別途料金がかかるケースもありますので詳しくはクリニックに問い合わせてみて下さい。

【歯科矯正完了後にかかる費用】

リテーナー(保定装置):無料〜6万円程
歯にワイヤーを固定して使用するタイプのものや、マウスピース型で使用するタイプのものなどがあります。
歯が元との位置に戻ろうとする働きを止め、矯正治療で整えた位置にから動かさないように使うための装置にな
ります。
保定観察料:無料〜5千円程/1回
矯正治療終了後は数ヶ月や1年に1回ほどのペースで来院して歯の状況を観察する必要があります。
その際にかかる診察料になります。

<矯正費用の支払い方法>

主な支払い方法をまとめてみましたので参考にして下さい。
自分にあった負担の少ない方法を選択するのがよいです。
支払い方法はクリニックによって変わりますので、どのような方法をとっているのか詳しくはクリニックに問い
合わせてみましょう。

【一括払い】

矯正にかかる費用を一括で支払う方法です。
高額になりやすい矯正治療では、一度で支払う際はまとまったお金が必要になり負担が大きくなります。
しかし、分割払いやクレジットカード払いのように手数料がかからないメリットもあります。

【クレジット払い】

普段クレジットカードをお使いの方は支払いがスムーズに終えることでき、ポイントも貯まるなどのメリットが
あります。
しかし、支払い回数によっては手数料がかかってしまいます。

【デンタルローン】

デンタルローンの手数料は比較的安い設定になっているので、学生などにおすすめの方法です。
クリニックで利用が可能な場合は検討してみるのもよいでしょう。

【都度払い】

都度払いでは、治療での来院ごと1ヶ月に1回ほどのペースで料金を支払います。

歯科矯正にかかるトータルの額を治療終了までに支払うことを条件にしているクリニックが多く、一度に高額な
料金を支払うことなく矯正治療をスタートすることができるので、こちらの方法を選択する方が多くいらっしゃ
います。

<矯正費用を抑えるための3つのポイント>

 

高額の矯正治療ですから、少しでも金額を抑えることができたら嬉しいですよね。
そのためには3つの方法がありますので、矯正治療費を下げれるようぜひ参考にしてみて下さい。

【1】矯正歯科クリニックのモニターになる

矯正歯科クリニックでは、キャンペーンとしてモニターを募集することがあります。
通常価格よりも安い特別価格で対応してくれますのでとてもお得になります。
このようなキャンペーンの場合、学会での症例発表やホームページにビフォーアフターとして記載するために募
集をかけていることが多いです。
もちろん個人が特定されないよう、口元だけの写真や目元は隠された状態に配慮されます。
こちらに同意できるようでしたらモニターになるのはお得でしょう。
友人紹介などのキャンペーンを行なっていることもあります。
キャンペーンが行われているかはクリニックやタイミングにもよるので、気になる方はクリニックに問い合わせ
えてみるのがよいでしょう。

【2】矯正治療の延長期間が延びないように注意する

クリニックの指示通り矯正装置を使用していなかった場合に起こりやすいです。
マウスピース矯正時のアライナー、顎間ゴム、矯正終了後のリテーナーなど1日の使用時間が決められています

その指示を無視して短時間の使用になってしまうと、矯正治療が予定通りに進まなかったり、並べた歯が元に戻
り出したりなどして追加の費用に何万もがかかってしまうケースもあります。
このような追加費用はもったいないので、指示された通り装着時間はしっかりと守りましょう。

【3】医療費控除を使えるか確認する

医療費控除とは、収入の額に見合ってない高額な医療費がかかった場合に、所得にかかる税金が還付される制度
です。
ご自身に収入がなくても、家族単位で申請することができるので領収書や契約書などは保管しておきましょう。
これを受けるには、医療費控除の申請の手続きと、矯正治療が医療費控除の対象となる治療なのか、対象にはな
らない治療なのか確認する必要があります。

【医療費控除の対象となる矯正治療】

成人の矯正治療の場合、歯並びが悪く咀嚼(そしゃく)がうまく行えていなかったり、喋ることは難しい、発音が
できない、顎に障害が起きてきているなど、日常の生活に支障が出ていてケースが対象となります。
このように機能障害が起きているケースでは、機能回復のための治療が目的となり医療費控除の対象になります

子どもの矯正治療の場合でも、発育の誘導、成長の誘導などお口の機能的な問題などがある場
合、または将来的に問題が起こると判断された場合の矯正治療は対象となります。

【医療費控除の対象とならない矯正治療】

審美性を目的にした矯正治療は医療費控除の対象とはなりません。
歯並びが整っていなく、口元の印象を美しくしたい場合などがこれに当てはまります。
医療費控除の対象になるかならないかは、機能を回復させるための治療を目的にしているのか、審美性を高める
ための治療なのかで分かれます。

【医療費控除の対象になる費用】

【1】矯正治療にかかった費用・検査料
・診断料
・処置料
・治療に必要な抜歯費用など
【2】通院のためにかかった交通費
・電車・バスなどの公共交通機関
・バスや電車が利用できない場合のタクシー代
・親などの付添い人の交通費
(自家用車のガソリン代や駐車場料金は控除の対象とはなりません。)
【3】治療のために必要な医薬品の購入代金
・薬
・ケア用品
1月1日から12月31日の間に支払った医療費が10万円以上の場合に適用され、税金が還
付または減税されます。
診察券など通院日がわかるようにして、通院時の記録や領収書などは保管しておくよう
にしましょう。