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投稿日:2023.5.23

部分矯正ではどんな装置を使う?

こんにちは🦷
仙台キュア矯正歯科です🌟
患者様の症状によっては気になる部分のみの歯科矯正でも歯並びがキレイになることもあります。
すべての歯を矯正する装置はイメージできても、そのような場合に使用する部分矯正の装置はイメージがつきにくいかもしれません。
今回は部分矯正について詳しくご説明いたします。

部分矯正で使用する装置の種類


一言に部分矯正といってもいくつかの種類があり、症例によって歯科医師が最善のものを選択します。
ここでは代表的な部分矯正の装置についてのご説明とメリット、デメリットについてお伝えいたしますのでご参考になさってください。

ワイヤー矯正(マルチブラケット装置)

歯列矯正 矯正治療 歯科矯正

いわゆる「歯科矯正の装置」といえば一番最初にイメージされる、歯の表面に直接装置を貼り付けてそこにワイヤーを通す歯科矯正です。

 

□ワイヤー矯正のメリット

様々な症例に使用でき、費用面も安くなります。また、矯正期間が一番短く済む可能性が高いです。

 

□ワイヤー矯正のデメリット

歯の表側に直接貼り付けるため、目立ちます。審美的な面では一番劣っているため、気になる方はワイヤー矯正を避けることがオススメです。

リンガル矯正(裏側矯正)

裏側矯正

マルチブラケット装置は歯の表側ですが、リンガル矯正は「裏側矯正」とも呼ばれ、歯の裏側に装置を直接貼り付けるものです。

 

リンガル矯正のメリット

リンガル矯正の一番のメリットは目立ちにくいことです。矯正中の審美的な面が気になる患者様には一番オススメの装置となります。

 

リンガル矯正のデメリット

費用が高くなりがちで、歯の裏側に装置があるため一回の治療時間が長くなりやすいです。また慣れるまでは滑舌に影響が出やすく、舌に当たるためどうしても口内炎ができやすくなります。

マウスピース矯正

マウスピース矯正 目立たない

透明なマウスピースを使用する歯科矯正です。ワイヤー矯正やリンガル矯正とは違い、患者様ご自身で取り外すことが可能になります。

 

マウスピース矯正のメリット

装置が透明なプラスチックでできていて目立ちにくいため、矯正治療中の見た目が気になる患者様に向いています。また、マウスピース矯正の最大のメリットは患者様ご自身で取り外しができることです。歯磨きや食事のときには取り外せますので、矯正前と同じように過ごすことができます。

マウスピース矯正のデメリット

患者様の自己管理が必須です。マウスピースを取り外した後、そのまま着けずに長時間過ごしてしまうと思うように歯を動かすことができません。そのため、マウスピースの装着時間に注意しながら過ごす必要があります。

部分矯正が対象になるのはどんな人?

歯 仙台 矯正

部分矯正はどんな症例でもできるわけではありません。それでは、どんな症例に対応しているのでしょうか。

軽いデコボコの歯並び

歯のデコボコが少しの場合でしたら部分矯正ができる可能性があります。犬歯が少しでている八重歯もこちらに入ります。

奥歯または前歯に問題がない

一般的に部分矯正は犬歯から犬歯の前歯を動かすことが多いです。前歯のみを動かすには奥歯に問題がないことが条件になる可能性が高いでしょう。逆に前歯に問題がなく、奥歯のみの部分矯正をご希望のパターンもあるかと思います。

まとめ

歯 矯正 歯列矯正
部分矯正といってもいくつかの種類があります。審美的な面で一番優れているのはリンガル矯正ですが、費用が高くなりがちです。ワイヤー矯正は装置が目立ちやすい一方で費用は安くなるパターンが多くなります。また、マウスピース矯正は目立ちにくいですが自己管理が必須です。患者様のご希望や症例に合わせて歯科医師とよくご相談くださいね。

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