投稿日:2023.11.24
20代でも歯並びは悪くなるの?
こんにちは☺
仙台キュア矯正歯科です。
最近お友達の結婚式に参列して
きました♡
花嫁さんはもちろん、
久しぶりに会ったお友達が
とっても垢抜けて可愛くなっていました( ;∀;)
話をしていく中でほとんどの子が
20代で矯正治療をはじめたり、
ホワイトニングをしたりと、歯に
対する意識が高くてとても
びっくりしました( ゚Д゚)!!
お友達も歯が綺麗になるだけで
モチベーションアップするよ~
と話していました。
今日は【20代でも歯並びは悪くなるの?】
というテーマでブログを書くので是非
チェックしてみてください(^^♪
幼い(子供の)頃は歯並びが綺麗だったのに、
最近鏡を見ると昔より前歯がでてきているような気がする
といった経験はないでしょうか?
実は歯並びは大人「20代」になってからも変化します。
特に大人になってから歯が抜けたまま(むし歯や歯周病が原因)の状態でいると、
短期間のうちに歯並びが変わることがあります。
また、歯周病などで歯肉や歯茎に炎症が広がると、
歯槽骨を溶かして歯が動きやすくなるため
歯並びが変わってしまうこともあるのです。
今回は大人になってから歯並びが変化する理由と解決策について解説します。
歯並びが気になる方は是非参考にしてみてください。
「昔より前歯が出てきた」と感じている方は多い
実は昔より前歯が出てきたと感じる方は多く、
ほとんどの人はそのまま治療しないことが多いです。
いわゆる出っ歯は骨格や歯の大きさが遺伝的要因で発症するケースもありますが、
後天的な生活習慣などからも発症することがあります。
大人になってから前歯が出てきたり、出っ歯になったりして歯並びが変化することは珍しいことではありません。
例えば指しゃぶりや楽器の演奏によって前歯が出てくることもあります。
そのほかには舌癖(舌の癖)と呼ばれるものにも注意しましょう。
舌癖の特徴は飲み込むときに上下の歯で舌を挟んだり、舌で歯を内側から押したりすることです。
こうした何気ない行為の繰り返しで前歯が出てくると考えられます。
舌癖はトレーニングすれば改善されることもあるので
気になる方は一度歯科医師、歯科衛生士に相談してください。
前歯が出てくれば、それがコンプレックスになって笑顔で会話ができなくなる方もいます。
また、前歯が出てくると口唇閉鎖不全により歯周病や虫歯などで大切な歯を失うケースも少なくありません。
最近、前歯が出てきたかもと感じたら歯科医院で診てもらいましょう。
昔より前歯が出てくるときに考えられる5つの理由
1歯周病が進行している
歯磨きを怠ることで歯周病が進むと、歯茎の中に埋まっている歯槽骨が溶けることがあります。
その結果、歯が動き出し噛み合わせにズレが起こり、歯並びが変化することがあるのです。
また、口呼吸する癖がある方は口腔内が乾燥しがちで、唾液の分泌量が減少することで
歯周病が起こりやすくなります。
歯がグラグラしているなどの症状があれば、
歯周病が進行している恐れがあるため、早めに歯科医院を受診しましょう。
2歯ぎしりをしている
寝ているときに無意識に歯ぎしりをする方も注意しなければなりません。
歯ぎしりをすると、歯に約150kgの力がかかるといわれています。
長期間でこれだけの力が歯にかかれば歯並びに大きな影響を及ぼすことは明らかで、
歯ぎしりで歯が欠けたり、割れたりする方も多くいます。
歯ぎしりで前歯が出たように感じる原因は下顎前歯の咬耗(磨り減り)で噛み合わせが深くなるからです。
前歯の縦方向重なりが大きくなると、上下の前歯に前後的なギャップが大きくなり、前歯が出たように見えるのです。
就寝中の歯ぎしりは自分では自覚がないのがほとんどのため、家族に確認したり定期的に歯科医院で受診して対策しておきましょう。
歯科医院では、歯ぎしりによる咬耗を防止するオーダーメイドのマウスピースを作成することができるため安心して治療ができます。
3親知らずが歯を押している
親知らずは、永久歯に生えかわってからしばらくしてから生えてくるもので、
多くの方が抜歯を経験しています。(20代ではえる方が多いです。)
日本人は顎の奥行きがあまりないため親知らずはまっすぐに生えてくる方が少なく、
横向きに生えたり傾斜して生えてきたりするケースが多いです。
犬歯が乳歯から永久歯に生え変わる際に前歯の隙間が閉じた経験はないでしょうか。
親知らずも同様に奥歯を押して生えてくることがあり、奥歯が前方に押されて歯並びが乱れることがあります。
このようなケースは矯正歯科医の指示に従って治療を進めましょう。
またこのような生え方の親知らずは歯ブラシが届きにくく、歯周病や虫歯を引き起こす原因にもなりかねません。
そのため抜歯が必要になるのですが、親知らずは根が深く、歯も大きいため抜歯することが難しいケースが少なくありません。
抜歯の際には上顎洞埋入や下歯槽管損傷のリスクもありますので、萌出前の親知らずの抜歯は口腔外科医に相談してみてください。
⒋治療が必要な歯を放置している
歯周病や虫歯が原因で歯が抜けたままの状態にしておくと、空いたスペースを埋めようと歯が自然に動き出します。
あるいは治療を途中でやめた場合も、隣の歯が傾斜することで歯並びに大きな影響を及ぼすことがあります。
また、虫歯で咬合面(歯の噛む面)をを削ったまま治療途中で放置した場合、対合歯(噛み合う相手の歯)が噛み合わない状態になります。
高さを調整していない歯は噛み合わせが悪く、対合歯が挺出して時間とともに歯並びまで悪化する原因になりかねません。
治療を自己判断で中断してしまう方もいらっしゃいますが、そのときは自覚症状がなくても放置しておくと将来的に問題を引き起こすリスクも存在します。
ずっと健康な歯で食事をしたいならば、最後まできちんと治療を行うことが大切です。
5前歯の前方への傾斜が進行している
前歯が前方に傾斜することを、フレアーアウトと言います。
フレアーアウトが進行すると、前歯が傾斜することでできた隙間が目立つようになることもあります。
大人の噛み合わせがズレる主な原因には上記の①〜④のような歯周病や治療途中の虫歯の放置、
歯ぎしりがなどがありますが、それが複数組み合わさって歯並びがが変化することもあります。
歯には日常的に大きい力がかかっているため、何らかきっかけがあると比較的簡単に動いてしまうものなのです。
前歯は元々前方に少し傾斜しているため、歯が動くきっかけを与えてしまうと傾斜がより大きくなり、唇側に倒れていきます。
そうすると前歯が出っ歯の状態になり、さらに進行すると歯と歯の間に隙間が開いてしまいます。
フレアーアウトの原因は様々で、放置すると歯を失うことになりかねません。このような状態に気がついたら早めに歯科医に相談しましょう。
対処法
①歯周病やむし歯の治療を行う
歯周病やむし歯を放置しておくと
歯を失ってしまうリスクがあがります。
定期的に歯科衛生士による定期健診
(歯周病検査、PMTC)をおすすめします。
②親知らずを抜く
平均的に親知らずは20代で生えてくることが多いです。
多くの人が親知らずに痛みを感じないと歯科医に足を運ばないですよね…
親知らずを放っておくと歯周病やむし歯のリスク、歯並びを悪くする
リスクが高くなります。
親知らずが生えてきたなと感じたら一度歯科医に行って
レントゲンを撮ってもらいましょう。
③就寝中はマウスピースをつける
就寝中は知らない間に歯ぎしりやくいしばり
を行っていることがあります。
マウスピース(ナイトガード)をつけることに
よって予防できるので歯科医院でナイトガードを
作製してもらいましょう。
④矯正治療を行う
ガタガタな歯並びを治すには
矯正治療を行うのが良いです。
歯並びが悪いとむし歯や歯周病のリスク
が高まります。
どうでしたか?
ご自身の歯に興味を持って
歯磨きするときに観察してみて
ください。
定期的に歯科検診にも足を運んで
みてくださいね。
矯正に興味がある方はカウンセリングに
お越しください。
お待ちしております。