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ブログ

投稿日:2024.8.9

歯ブラシの交換タイミング

皆さんは、どのくらいの頻度で歯ブラシを交換していますか?
1ヶ月? 2,3ヶ月?期間は特に決めてないけど毛先が開いてきたら交換、
など様々なタイミングがあると思います。

実は、1カ月に一回の交換が望ましいとされています!
また、1カ月を過ぎてなくても歯ブラシを裏側から見て
毛先が広がって見えたり弾力性が落ちてきたら取り替え時です。

毛先の開いた歯ブラシで磨くことによって、汚れが落としきれず
しっかり磨いたつもりでも、むし歯や歯周病になってしまうことがあります。
また、1カ月を過ぎてなくても歯ブラシを裏側から見て
毛先が広がって見えたり弾力性が落ちてきたら取り替え時です。

また、ブラッシング圧が強い方は通常より毛先が広がるのが早くなります。
もし、「あれ?交換したばっかりなのに毛先広がってる気がする」と思ったら
是非日々のブラッシングを見直してみてくださいね。

また、〈歯間ブラシ〉〈タフトブラシ〉〈デンタルフロス〉〈舌ブラシ〉など
用途に応じて様々な種類がございますので、出来れば何種類か手元に持っておくと良いと思います☺

歯ブラシ 矯正 笑顔

 

毛先の開いた歯ブラシは歯垢除去率約2割減!?

新しい歯ブラシで落ちる歯垢を100%とすると、
1カ月程度使用した毛先が少し開いた歯ブラシでは80.8%、
毛先の開いた歯ブラシでは歯垢を62.9%しか落とすことができません。
つまり、同じように磨いても歯垢の除去率に差が出てしまいます。
毎日の口腔ケアを効率よく行うためにも、1ヶ月に1本新しい歯ブラシを使うことをお勧めします。

歯ブラシにはたくさんの種類がある!

毛の硬さ
「ふつう」「やわらかめ」「かため」の3種類があります。

●「ふつう
一般的なかたさで、効率よく歯垢を落とせます

●「やわらかめ
歯周病などで歯ぐきが弱っている・出血しやすい方におすすめ
※「ふつう」タイプより汚れが落ちにくく、より丁寧に歯磨きをする必要があります。

●「かため
歯を磨く力が弱い方におすすめ
※強い力で磨くと歯や歯茎を傷つけてしまうので注意が必要です

基本的には「ふつう」がおすすめです。

ヘッドの大きさ

ヘッド(歯を磨くブラシの部分)は超コンパクト~大き目まで様々な種類があります。
ヘッドが小さめ:磨き残しが少ないが時間がかかる・お口の小さい人におすすめ
ヘッドが大きめ:短時間で磨けるが、磨き残しが多い傾向がある

 

矯正中の歯磨き

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正中の方は山型ヘッドの歯ブラシがおすすめです。
通常の歯ブラシよりもワイヤーと歯の隙間が磨きやすく
通院中の患者様からもとても人気な歯ブラシです。
矯正中はどうしてもブラッシングが難しくなってしまうため
歯ブラシを変える、という手軽な所から始めてみるのも良いと思いますよ🦷
さらに、タフトブラシも使ってあげると、より隅々まで磨けるのでお勧めです!

マウスピース矯正

 

マウスピース矯正中の方は、基本的にはいつも通りの歯ブラシで問題ないかと思います!
しかし、アタッチメントと呼ばれる突起が歯に装着されますので
その周りをタフトブラシで磨いてあげることをお勧めします♪

当院ではワイヤー矯正をしている方向き・マウスピース矯正をしている方向き等
用途に合う様々な歯ブラシを揃えておりますので、お悩み方は是非ご相談下さい✨

健康な歯を守るためにも、自分に合った歯ブラシを是非探してみてくださいね。

フロス・歯間ブラシの種類

糸巻きフロス

糸巻きタイプは必要な長さをカットし、指で操作します。
慣れるまでは少し難しいかもしれません。
フロスに慣れている方や、歯と歯の間の幅が狭い人にはこのタイプがオススメです。
また、糸にワックスがついているタイプと付いていないタイプがありますが、
始めて使用する方や歯間がきつい方はワックス付きのものがおすすめです。
フロスに慣れていて、汚れをしっかり取りたい方はワックスがついていないほうが
糸に汚れが絡みやすくきれいにとることができます。

持ち手の付いたタイプ

初めて使う方、糸巻きタイプが苦手な方にオススメなのがこちらです。
下準備なども無く、ケースから取り出してそのまま使えます。
ただ、歯と歯の間が狭い人はフロスが抜けなくなってしまうことがあります。
その場合は糸をカットしてからゆっくりと引き抜いてください。
ワイヤー矯正の場合はフロスを使用することはできません。
なので歯間ブラシやタフトブラシを併用して磨くようにしましょう。

歯間ブラシ

基本は持ち手が付いたタイプです。
こちらも先の素材がシリコンだったり、繊維だったりと色々な種類がございます。
またブラシ部分が曲がってるタイプとまっすぐのタイプのものがあります。
使いやすさは個人差がありますが奥歯には曲がってるタイプが使用しやすいと思います!
歯間ブラシはサイズがいろいろあるのも特徴でメーカーにもよりますが
SSS~LLサイズまであり、自分の歯間に合ったサイズを選ぶことができます。
ワイヤー矯正のワイヤーの下や一番奥歯の奥の歯ブラシがあたりにくい部分に
使用することもでき、用途はさまざまです。

糸巻きフロスの使い方講座

①肘までの長さを目安にカットします(おおよそ40センチ)
②フロスの先を片方の指(1本だけでok)に少し巻き付けます
③フロスで歯茎を傷つけない様、根元までゆっくりと引き下げます
④フロスで歯の側面をこするようにして、上下に数回動かし、歯の側面を清掃します
⑤次の歯の掃除は、使用した部分をずらして、新しい面で行います
⑥あとはこれを繰り返しましょう

持ち手の付いたタイプは特に準備などはありません。
糸巻きと同じように、歯茎を傷つけない様、優しくお掃除してあげてください。

歯間ブラシも特に工夫はいりませんが
無理に歯茎と歯の隙間に入れず、きつかったり等あればサイズを変えながら
調整してみてください。

タフトブラシ

毛束が1つでヘッドが小さい歯ブラシです。
通常の歯ブラシでは毛先が届きにくいような部分の清掃に最適で、小回りがきくのが特徴です。
主に「歯と歯の間」や「歯と歯ぐきの境目」の汚れを落とすのにおすすめです。
ちなみに別名でワンタフトブラシとも呼ばれています。
歯列矯正では、口のなかに矯正装置を取り付けます。
装置が装着された状態で食事を行うと、装置の間に汚れが残りやすくなります。
装置と歯の重なった部分などの歯ブラシが届きにくい部分はタフトブラシを使用するようにしましょう。

歯ブラシとセットで!

ここまでで、フロスや歯間ブラシの大切さを理解していただけたのではないでしょうか。
今日から是非、せめてフロスだけでも実践してみてください!
当院では、矯正治療を始められる方に歯間ブラシや矯正専用の歯ブラシをお渡ししております。
矯正中は歯磨きが少し難しくなりますので、虫歯の心配がありますよね(@_@。
少しでもリスクを減らせるよう、フロスや歯間ブラシを上手に使用していきましょう!

当院でもタフトブラシ・フロス・歯間ブラシの販売を行っております!
装置が付いた際にこれらの使用方法もご説明いたしますので初めての方もご安心ください。

歯ブラシ交換デー

定期的な歯ブラシ交換への気づきを促すため、歯ブラシの歯(ハ=8)にちなんで、
毎月8日を「歯ブラシ交換デー」として一般社団法人 日本記念日協会に申請し、
新たな記念日として制定されたそうです!
つまり今日は歯ブラシを交換する日です。
皆さんのご自宅や学校、職場で使用している歯ブラシをぜひチェックしてみてください!

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