投稿日:2023.3.4
矯正治療をする人の割合と海外の矯正事情
こんにちは。
仙台キュア矯正歯科です。
「矯正治療をする人ってどのくらいいるの?」
「留学を検討しているけど、矯正治療した方がいい?」
このような疑問を持っていますか?
今回は、矯正治療を受ける人の割合と海外の矯正事情について紹介します。
目次
矯正治療をする人の割合はどのくらい?
日本臨床矯正歯科医会が行った全国1030人を対象にした調査によると、
矯正治療の経験がある日本人は約10.2%とされます。
また、約30%の方が矯正治療を受けることを検討しているとのことです。
(「歯並びと矯正歯科治療」に関する意識調査 2020年)。
この結果から、日本人の約10人に1人が矯正治療の経験者であると推測され、
歯並びや口元のコンプレックスを解消するための関心が高いことがうかがえます。
近年はマウスピース矯正の誕生により矯正治療のハードルが低くなったことと、
新型コロナウイルス感染症の流行によりマスクをすることが増え、
その間に矯正治療を始めようと考える方も多いです。
そのため、矯正治療を受ける方は以前よりも2割程度に増えている印象です。
矯正治療を躊躇する理由
歯科矯正は多くの方にとって身近なものになっており、
もはや特別な治療というわけではありません。
しかし、歯科医療先進国のアメリカと比べると、矯正治療を受ける方は少ないと言われています。
歯並びを治したいと思っていても、以下のような理由から躊躇してしまう方も珍しくありません。
ネガティブな印象がある
矯正治療に対する不安はよく耳にします。「時間がかかる」「装置の見た目が気になる」
「痛みを感じる」などネガティブなイメージを持ち、治療に踏み切れない方もいるでしょう。
しかし、目立ちにくいマウスピース矯正や見た目を気にせずに済む裏側矯正など、
さまざまな選択肢があります。
特にマウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正に比べて痛みが少ないとされています。
矯正治療は長期にわたることが多いですが、人生の中で1~2年に過ぎません。
矯正後の整った歯並びは、残りの人生をより豊かにする投資と言えるでしょう。
費用が高額
矯正治療は基本的に自由診療で、費用は治療の内容や期間によって大きく異なります。
特に、歯並び全体の改善を目指す場合は、100万円以上かかることも少なくありません。
これが矯正治療を躊躇する理由になることが多いです。
しかし、多くの歯科医院では、費用の負担を軽減するために
分割払いやデンタルローンなどの支払い方法を提供しています。
これらのオプションを利用することで治療費を分散させ、
経済的な負担を緩和させることが可能です。
年齢
矯正治療は子供のためのものと考えがちです。
実際、子供の頃に行う矯正治療は、顎の成長を活かして永久歯が適切な位置に生えるよう導く効果が期待できます。
これにより、大人になってからの矯正が不要になったり、
行ったとしても矯正期間を短縮したりすることが可能です。
しかし、矯正治療は歯と歯ぐきが健康な限り、年齢を問わず始められます。
実際、70代で矯正治療を始める方もいらっしゃいます。
矯正治療は単に美しい笑顔を得るためだけではなく、
噛み合わせを改善しお口の健康を維持するための治療方法です。
どの年齢からでも始める価値があります。
抜歯したくない
矯正治療は、歯を適切な位置に並べるためのスペースを確保する必要があります。
そのため、歯を並べるスペースが不足している場合には、抜歯が必要になることがあります。
前から数えて4番目や5番目の健康な歯を抜くことが一般的ですが、躊躇してしまう方も多いです。
しかし、抜歯が必要かどうかは歯並びの状態によって異なり、
全ての矯正治療が抜歯を行うわけではありません。
治療開始前に診断を受けて、歯科医師の意見を聞き、判断することが大切です。
海外の矯正事情は?
日本は外国に比べ矯正治療や歯科治療に対する意識が低いと言われています。
欧米では悪い歯並びは就職や恋愛に悪影響を及ぼすため、
子どもの頃から矯正治療をすることが当然といった考え方です。
海外のテレビドラマなどでも子どもたちが矯正器具を付けているシーンが頻繁にみられますよね。
また日本では昔から「八重歯はかわいい」と、良いイメージをもたれる風潮があります。
しかし、欧米では悪魔の歯やドラキュラだと言われ、良いイメージはありません。
八重歯は、顎に対して歯の生える場所が足りなくなり、歯並びがデコボコになる叢生(そうせい)の一種です。
昔より食べ物が柔らかくなってきており、現代人の多くは顎の発育が悪く、
だんだんと小さくなってきていると言われています。
犬歯は他の歯より遅く生えてくるため、歯列からはみ出したり、重なってしまうのです。
顎の成長と歯の大きさは比例するものではないため、
顎が小さいと八重歯が生じやすい可能性が高まります。
将来海外で活躍したい方、留学を考えている方は、治しておくことをおすすめします。
歯並びを治す方法は?
歯並びを整える方法にはいくつかの主流の矯正治療方法があります。
矯正治療に対するネガティブなイメージを持っている方も、治療内容をしっかり理解することで、
その不安を軽減させることが可能です。以下に、主な矯正方法を紹介します。
ワイヤー矯正
金属やセラミックのブラケットを歯の表面につけて、
ワイヤーを通して徐々に歯を動かしていく方法です。
さまざまな症例に適応するため、広く使用されています。
ワイヤー矯正には以下の種類があります。
表側矯正
ブラケットとワイヤーを歯の表面に装着します。
装置が目立ちますが、最もメジャーな矯正方法です。
裏側矯正
歯の裏側にブラケットを取り付ける方法で、外からはほとんど見えません。
見た目を気にする方に適していますが、施術難易度は高いです。
マウスピース矯正
透明なプラスチック製のマウスピースを用いて歯並びを整えます。
見た目にも影響が少なく、取り外しが可能なため日常生活にほとんど影響しません。
ライフスタイルに合った治療方法を選択することが大切
矯正治療は自分のライフスタイルや希望を考慮して、最適な方法を選択することが重要です。
たとえば、治療期間を短くしたい場合は、
ワイヤー矯正やマウスピース矯正による部分矯正が適しています。
全体矯正よりも治療期間が短く、気になる前歯の歯並びを改善できます。
費用を抑えたい場合は、表側矯正やマウスピース矯正が適しています。
一方で、目立たずに歯並びを整えたい場合は、
裏側矯正やマウスピース矯正が良い選択肢と言えるでしょう。
矯正装置には、それぞれメリット・デメリットや制約がありますので、
自分の目的、予算、生活スタイルを総合的に考慮し、
歯科医師と相談しながら自分に合ったものを選びましょう。
矯正治療をはじめるか悩んでる方へ
矯正治療は日本人の約10人に1人がの経験者と言われており、
歯科医療先進国のアメリカと比べると少ない傾向にあります。
矯正を始める前は皆さん不安や悩みがあるかと思います。
「矯正治療は痛いのでは?」「矯正してるのがばれたくない」「転勤や引っ越しがあるかも」など、年齢やライフステージによっても悩みは変わってきますよね。
当院では裏側矯正をメインに目立たない装置で矯正できます。
転院制度があったり、トータルフィー制度など支払いしやすい料金体制になっています。
矯正治療に興味ある方や歯並びでお悩みの方は、
一度当院の無料カウンセリングへいらしてください。