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ブログ

投稿日:2024.5.27

「受け口」と「しゃくれ」はどう違うの?

みなさん、こんにちは。
仙台キュア矯正歯科です。
受け口の方のことをしゃくれと呼ぶことがありますが、じつは厳密には歯並びや骨格的に
異なります。
そして、受け口としゃくれの治療方法は違うため、矯正歯科で判断してもらいましょう。
今回は、受け口としゃくれの違いやデメリット、治療方法を解説します。

「受け口」と「しゃくれ」の違い

受け口としゃくれは、骨格や歯並びに違いがあります。
2つに分けて詳しくみてみましょう。

受け口とは?

受け口といわれるのは、
・上の歯よりも下の歯が唇側にあるケース
・下の顎が上の顎よりも大きくかみ合わせが反対のケース
が挙げられます。
受け口と判断する基準は、上下のかみ合わせが反対になっている状態です。
歯並びが悪く、下の歯が唇側に傾斜して生えていたり、上の歯が舌側に傾斜して生えたり
すると、前歯のかみ合わせは逆になります。
このように、歯並びが問題で受け口になるのは、歯の大きさが遺伝するケースと、幼少期
の癖が問題になるケースがあります。
また、歯の生え方に問題がなくても、下顎が大きすぎたり、上顎が小さすぎたりすると上
下のかみ合わせが反対になり、受け口と診断されることがあります。
骨格的な問題があると、受け口が目立つためコンプレックスを抱える方も少なくありませ

しゃくれとは?

しゃくれとは、上下のかみ合わせは通常で下顎だけが前方に出ているような状態です。
顎の中心はくぼんでいるように見えて、先端は突き出しているため、見た目でしゃくれだ
と気付かれることが多いでしょう。
受け口は、歯並びやかみ合わせの問題ですが、しゃくれは輪郭の問題があるケースで呼ば
れます。
しかし、受け口も下顎が大きく成長しているケースは、横顔のラインが変わるため一般的
に「しゃくれ」と呼ばれることもあるでしょう。

「受け口」と「しゃくれ」のデメリット

ここからは、「受け口」と「しゃくれ」を放置しておくとどのようなデメリットがあるの
かを解説します。

見た目が気になる

受け口としゃくれどちらも見た目が気になる方が多いでしょう。
受け口の場合は、下の歯が上の歯よりも唇側にあるため、しっかり口を閉じることができ
なかったり、唇を閉じられなかったりします。
そのため、下の歯が常に見えている状態になり、口元を隠そうとする方も少なくありませ
ん。
しゃくれの場合は、口は閉じられても顎の先端が前方に出ているため、輪郭に自信が持て
ない方もいるでしょう。
口元の見た目が気になることで、人前に出る勇気が出ないことや、他人と会話するのを遠
慮することがあるなど、生活に支障がでることも。

しっかり噛めない

受け口の方は、上下のかみ合わせが安定していないため、硬いものをしっかり噛めないこ
とがあります。
そのため、食事のメニューに制限がでて、楽しめないかもしれません。
食べやすいようにやわらかいものばかりを好むようになると、顎に刺激が伝わらず、顎周
りの筋力が衰えます。
筋力が低下すると、食事や会話などお口を動かす機能が低下して、「オーラルフレイル」
を引き起こしかねません。
お口の機能の衰え=オーラルフレイルが進むと、むせる・食べこぼす・唾液の量が減るな
どと、負の連鎖に陥りますので早めにかみ合わせを整えましょう。

Eラインが乱れる

口元 口ゴボ ゴボ口 

Eラインとは、鼻の先と顎の先端を結んだラインのことです。
受け口やしゃくれの方は、Eラインが乱れてしまう恐れがあります。
Eラインは、美しい横顔のラインの指標のひとつとされており、Eライン上に上下の唇がぎ
りぎり触れているくらいが美しいといわれています。
しかし、下顎が前方にあるケースでは、Eライン上に上下の唇が触れないもしくは、当たり
過ぎるため、美しい横顔とは分類できませんよね。
歯並びだけではなく、輪郭の美しさも追及するために、受け口やしゃくれを改善するとよ
いでしょう。
矯正治療では、歯並びとかみ合わせを整えるだけではなく、Eラインも大切にして治療を
進めて、美しい横顔をめざしますので、お気軽にご相談ください。

第一印象が悪くなる

受け口でかみ合わせが反対になっているのは、他人から見ても違和感を持たれます。
特に欧米では、歯並びが整っていることは「マナー」とされるほど美しい歯並びであるこ
とは大切です。
そのため、歯並びが悪い日本人をみると「どうして矯正治療をしないのだろう?」と不思
議に思うようです。
将来、グローバルに活躍したいと考えている方は、歯並びを早めに改善しておくとよいで
しょう。
また、日本でも歯並びがよい方が「責任感がありそう」「しっかりしていそう」などと第
一印象がよい傾向にあります。
そのため、大学受験や会社の面接などがある方は、矯正治療を計画的にしていくとよいか
もしれません。

滑舌が悪くなる

受け口やしゃくれの方は、唇をしっかり閉じられないことが多いため、常に空気がお口か
ら漏れ出します。
そのため、会話のときも必要以上に空気が漏れ出してしまい、
・サ行
・タ行
・ラ行
などがしっかり発音できないことも。
友人や家族から「もう一度、言ってほしい」など会話を聞き返された経験がある方は、歯
並びや骨格に問題があるかもしれません。

顎関節症のリスクが高まる

受け口やしゃくれの方は、顎に負担がかかるため、顎関節症になるリスクがあります。
顎の成長に問題がある場合は、長年にわたり顎に負担がかかり続けます。
顎関節症になると、
・顎からポキポキ音が鳴る
・お口を開けると痛む
・大きなお口を開けられない
という3つの症状が現れます。
どれかひとつでも当てはまる場合は、顎関節症になっている可能性が高いため、悪化する
前に早めに治療を開始しましょう。

むし歯や歯周病のリスクが高まる

歯並びに問題がある受け口の場合は、歯が重なり合ったり、ねじれて生えていたりするた
め、歯と歯の間に食べものが詰まりやすく、歯磨きが難しい状態になります。
食べかすが溜まると、むし歯や歯周病の原因となる細菌が増殖するリスクがあるのです。
また、骨格的な問題がある受け口やしゃくれの方は、歯磨きがしっかりできていても、唇
がしっかり閉じられないことでお口の中が乾燥状態になります。
お口が乾燥しているということは、唾液の分泌が少ないと言えます。
唾液には、むし歯や歯周病の細菌に対して「抗菌」する作用や、食べかすなどを洗い流す
「自浄作用」といった作用があります。
お口が乾燥していると、これらの作用の効果が得られずに、むし歯や歯周病になりやすい
環境とわかりますね。

「受け口」と「しゃくれ」の治療方法

「受け口」と「しゃくれ」の方は、治療方法が異なります。

受け口の治療方法

主に、歯並びが原因となる受け口の場合は、矯正治療で改善します。
当院では、目立ちにくい矯正である「裏側矯正」や「マウスピース型矯正」をご用意して
います。
どちらも、オーダーメイドで装置を製作しますので、違和感が少なく快適な矯正ライフを
送っていただけます。
装置の製作の際には型取りが必要なのですが、当院はデジタルスキャンができるカメラを
採用しており、粘土のような粘り気のある歯の型取りが苦手な方でも安心して治療を進め
られますよ。
裏側矯正は、3週間に1回くらいのペースで通院していただき、マウスピース型矯正は2ヶ
月に1回のペースで通院していただくので、ライフスタイルに合わせて治療方法を考える
ことも可能です。

しゃくれの治療方法

しゃくれの場合は、骨格的な問題がありますので、外科手術により輪郭を整える方法がお
すすめです。
また、骨格に問題がある受け口の方も外科手術を併用することで美しい横顔や整ったかみ
合わせをめざせます。
治療方法は、カウンセリングや精密検査をした後に患者さんにぴったりのものをご提案し
ますので、お気軽にご相談にお越しください。