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ブログ

投稿日:2023.12.2

矯正中の食事、何を食べればいいの?

皆さん歯列矯正を始めるにあたり不安なことや疑問に思うことあるかと思います。
歯列矯正といえば「矯正している間、何が食べられて、何が食べられないの?」
と気になる方もいらっしゃると思います。
歯にブラケットと呼ばれる装置やワイヤーが付きますので、普段のお食事と比べて気を付けなければいけないことがでてきます。
矯正経験がある方からよく治療に伴い歯が痛くて噛めない、食事ができない!と聞いたことがある方多いのではないでしょうか?
「痛みで食事できないとよく聞くが本当ですか」これに関してはカウンセリングの中でも良くいただくご質問です!
恐らくまだまだ不安に思っている方もいますでしょうから、皆さまに安心して食生活をおくっていただけるよう歯列矯正中の食事に関する注意点をご紹介します。

食事、家族

矯正中歯が痛くて食事できないって本当?

矯正装置を装着してワイヤーを通したら3~6時間ほどで痛みが出てきます。
初めて装置を装着した日は締め付けられる痛みによりお食事することが難しいかもしれません。
また一か月に一度調整でいらしていただくのですが、その際ワイヤーを太いワイヤーへと交換すると痛みがでます。
しかし、ずっと痛みが続くわけではないので安心してください。調整をしてから一週間ほどで徐々に痛みはなくなってきます。
また、必ずしもすべての人に痛みが出るわけではありません。痛みの出方には個人差がありますので痛みが出ない方ももちろんいます。
皆さま、矯正装置を装着すると痛みが出ると思っている方がほとんどで実際にご自身に装置を装着したら痛みが全くなく、歯が動いていないのではないか
と訪ねてくる方がいます。歯の痛みには個人差がありますので痛みがあってもなくてもしっかり歯は動いていますのでご安心ください。

矯正、痛い

食べないでほしいもの

粘着性の食べ物は装置がはずれたり壊れる原因になるので食べないでください。
ガム、キャラメル、ぷっちょ、ハイチュウ、お餅など…。
矯正が終わったらむし歯に気を付けていただければ沢山食べられるので今だけ我慢してくださいね泣

ガム、お菓子

気を付けて食事してほしい食べ物

①硬い食べ物、前歯から噛みちぎれる食べ物

硬いおせんべいやリンゴ、焼き鳥や塊のお肉、ナッツ類、フランスパンなどは装置に当たると外れる原因になります。
前歯からガブっと食べてしまうと装置に強く当たり外れる原因になります。
硬いおせんべいは小さく切り奥歯で噛むように、焼き鳥は串から外して奥歯で噛むように心がけましょう。
さらに装置を付けて間もない頃は、噛む位置にもまだ慣れてない為更に気を付けてお食事をする必要があります。
また咀嚼時に強い力が必要な食べ物も、装置を付けてすぐは痛みの原因になってしまいます。
しかし、だからと言って食べられないわけではありません!
食べる際に細かく刻んだり、小さくしてかる食べるなど工夫すると痛み無くお食事もとれると思います。

②繊維質の食べ物

えのき、ホウレンソウ、水菜などの細い野菜や繊維質な魚や鶏ささみ、線維質なお肉は、矯正していなくても挟まりませんか?
矯正中は歯についている装置、あるいはワイヤーに挟まりやすかったり、ひっかかりやすいです。
ですが、硬いものや粘り気のあるものとは違って食べても問題はありません。
ただ、必ず食後にはワンタフトや歯間ブラシを用いて一本づつ丁寧に磨いてもらう必要があります。
歯と歯茎の健康の為にも一本一本丁寧に磨いてあげてくださいね。

おせんべい、おいしい

食べやすい食べ物

豆腐、ヨーグルト、プリン、ゼリー、うどんなど飲み込んでも消化にいい食べ物は、矯正治療を始めたばかりの頃は非常にオススメな食べ物です。
痛くてお食事が難しい時などおすすめです。

プリン、サクランボ

コンビニで食べられるもの

おすすめのコンビニ飯はスープ類です!コンビニって本当に沢山の種類のスープが売っていて
お野菜も沢山入っていておいしいですよね。
例えばワンタンスープやお団子の入ったスープは野菜も入っていることが多く栄養も取れますし、美味しいし、そして食べやすいです。
お総菜コーナーの方に売っているスープが美味しいのはもちろんですがお手軽に買えるカップスープもおすすめですよ。
甘いものでいえばスムージーも果物の栄養があるので美味しくいただけます。
夏はスープを飲むのが億劫だなぁ・・・という方は断然スムージー!最近はスムージの種類も多くどこのコンビニへ行っても売っていますよね。
コンビニスムージー美味しくて種類も豊富で感激です(笑)

スムージー、コンビニ

調理の仕方で食べやすいもの

一工夫して頂ければ食べれるものも増えてきます。
例えば、お米も硬いお米だと矯正中は食べにくいと思います。お水を多めにして炊く、お粥や雑炊に
して食べるなど一工夫すると一気に食べやすくなりますよね。
野菜、特に根菜類なんかは割と硬めなのでスープにして煮込んだりするのがおすすめです。
お肉はハンバーグやつくねなどにすると柔らかくて食べやすくなりますね。
お肉は比較的ひき肉がおすすめです!!
シチュー・カレーなどの煮込み料理も、重度の痛みでなければ食べられると思います。
冬は鍋料理も増えるかと思いますが良く煮込むことで柔らかくなって食べやすくなったり
〆のおうどんなんかも最高に食べやすくておいしいですよね。
硬いから食べられない、ということではなく工夫ひとつで食べられるものの幅を広げることが出来ますので
是非色々なお食事に挑戦してみて欲しいです✰

雑炊、米

口内炎の予防

矯正中は矯正装置が粘膜(唇の裏側)舌に触れることで口内炎のリスクが高くなります。
口内炎の治りを早めるのにはお食事で栄養を取るのもとても大切です。
ビタミンは口内炎の予防だけではなくお肌にもとってもいいので進んで摂取しましょう。

ビタミンB2 

牛乳・卵(玉子)・海苔やワカメ・マッシュルームにビタミンB2は多く含まれています。
また、やわらかい食事としても頂けますので一石二鳥な食材ですね。

ビタミンB6

鮭・バナナ・さつまいも・赤パプリカなどはビタミンB6が多く含まれています。
これらの食材も進んで摂取してみてください。
ビタミン群が豊富な食べ物を食べることで、口内炎ができてしまった場合でも早い回復が期待できます!
口内炎ができてしまったら、早く治る為に食生活を見直すのも大事ですね。進んでビタミンを摂取するように
心がけてください。

 

ビタミン、フルーツ

まとめ

矯正の痛みはずっと続くわけではありません。矯正器具を装着した日、もしくはワイヤー交換を行った日
からだいたい1週間程度の痛みが基本です。ギューっという締め付けられる痛みがほとんどです。
もちろん、痛みには個人差がありますので、特に痛みを感じやすい方の場合は噛まずに飲み込めるようなものを選ぶことをおすすめいたします。
良く聞かれるのが、痛みが出ないのですが歯は動いていますか?という質問があります。
痛みは個人差が大きいので、歯の痛みが無くても動いていないわけではないので安心してください。
また、矯正をしている間ずっとこれしか食べられないというわけではありません!
初めの頃は痛みも比較的強い為、上記をおすすめしますが慣れてきて痛みも減ってくると少しずつ弾力のある食べ物も食べられるようになります。
お食事も楽しみつつ歯並びが綺麗になるとうれしいですよね。
何を始めるにも最初は大変なことが多い様に、矯正治療も最初が大変と言われています。
ですから、最初さえ乗り越えてしまえば慣れてきますので頑張りましょう。

歯、歯磨き

 

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