投稿日:2024.7.19
加齢とともに歯並びが悪くなる?!
こんにちは🦷仙台市青葉区にあります、仙台キュア矯正歯科です。
最近雨の日が多いですね。
湿気が凄くて紙がパヤパヤになるのが悲しい・・・(@_@。
さて!加齢とともに歯並びが気になるようになった、
食べ物が歯の間によく詰まるようになったとお悩みではありませんか?
歯並びはさまざまな原因から悪くなることがあり、
放置していると食生活や見た目に影響を与えてしまいます。
原因不明の頭痛や肩こりが年々増しているなぁ、なんて悩んだことはありませんか?
もしかすると、歯並びが原因なんてことも考えられるのです。
目次
加齢とともに歯並びが悪くなる原因
歯並びは加齢とともに変化しますので、「あれ?歯並びこんな感じだったかな?」と
ふいに気になる方は少なくないんですね。
①元の歯並びがあまり良くない
歯並びが良くないと、少ない歯に噛む力が集中するため時間とともに歯並びが崩れていきます。
②虫歯や歯周病が原因
虫歯や歯周病は歯を失う大きな原因となります。
歯茎が痩せてきたり、歯に食べ物が詰まりやすくなったと感じたら
虫歯か歯周病を疑った方がいいかもしれません。
③治療を途中でやめてしまう
最も歯並びを悪くしやすいのは、歯を抜いたままにする、
仮の歯などが取れたままにするなど、歯の治療を不完全な状態で放置した場合です。
この場合は短かい期間でも歯並びに大きな影響を与えます。
また、虫歯治療の途中で痛みがなくなると通うのをやめてしまう方がいらっしゃいます。
治療を最後まで終わらせられないのは、将来的に歯に大きな影響を与えますので
開始したら必ず最後まで通うようにしましょうね!
④歯ぎしり
毎日、睡眠中に歯ぎしりが行われると歯並びが悪くなることがあります。
上の前歯など、特に細い歯は外側に倒れるように広がることもあります。
歯ぎしりはエナメル質が削れてしまい、結果的に虫歯の原因になりますので
朝起きたときに「顎が痛いな」と感じたらマウスピースの作製も検討してみてください!
この他にも、ちょっとした日常の「癖」により、歯を動かす原因になる恐れがあります。
歯並びが悪くならないようにするには
では、歯並びが悪くならないようにするには何を気を付けたらいいのでしょうか。
下記でご紹介いたします。
①虫歯や歯周病を予防する
歯並びが悪くなる原因でお伝えしたとおり、虫歯や歯周病など口腔内のトラブルは歯並びの悪化につながります。
そのため、虫歯や歯周病などを予防・治療していくことが大切です。
特に歯周病は初期症状が少なく、気が付いたときにはかなり進行していたという方も少なくありません
また、日々の歯磨きで、ブラッシング圧が強すぎると歯茎が削れてしまいますので
優しく歯を磨く様心掛けてくださいね。
②歯の定期健診を受けよう
痛みがないと、なかなか歯医者さんには行かない方も多いですよね。
しかし、お口の健康を守るためには定期検診が大切です。
毎日歯磨きをしているから大丈夫と思う方もいますが、全然そんなことないのです(@_@。
セルフケアだけでは磨き残しが原因で虫歯や歯周病を招く恐れがあります。
もし、虫歯や歯周病が進行してから治療を行う場合、通院回数や費用の負担も増えます。
定期的に歯医者さんに通うことで、トラブルを早期に発見し、ご自身の負担を抑えることにもつながります。
矯正治療の検討
初めに、矯正治療の必要性について触れてみましょう。
矯正治療を受ける背景には、見た目の美しさを追求することだけではありません。
歯並びや噛み合わせの問題は、口腔内だけでなく、全身の健康にも影響を及ぼすこ
とが知られています。
例えば、不適切な噛み合わせは、食事時の効率や、顎関節の問題、さらには頭痛や
肩こりの原因ともなることがあります。
矯正治療は、このような問題を予防・解決するための一つの方法として考えられてい
ます。治療の方法や期間は、患者さんの歯並びや噛み合わせの状態、治療目的によ
って異なりますが、一般的な流れとしては、初診での診断から治療計画の立案、ブラ
ケットの装着、定期的な調整、そして治療終了後のアフターケアとなります。
矯正治療の種類
歯科矯正治療といえば、多くの方が金属のブラケットやワイヤーを思い浮かべること
でしょう。実際、ワイヤーを使用した矯正治療は伝統的であり、その効果は確かです。
では、具体的にワイヤー矯正治療にはどのような項目が存在するのでしょうか。
・メタルブラケット
伝統的な金属のブラケットを使用する方法です。耐久性に優れ、幅広い矯正症例に
対応可能ですが、見た目が目立つことがデメリットとされます。
・セラミックブラケット
半透明なセラミックを使用したブラケットです。メタルブラケットよりも目立ちにくく、見た
目を気にされる患者さんに適しています。
・リンガルブラケット(裏側矯正)
歯の裏側に装着するブラケットのこと。外見上、全く目立たず、矯正治療を知られたく
ない方に最適です。
歯はどのように動くの?
歯科矯正治療と聞くと、多くの方は金属のワイヤーやブラケットを連想すると思います
。これらの装置は、歯の位置を適切な位置に調整するための主要なツールとして使
用されますが、実際にはどのような仕組みで歯を動かしているのでしょうか。
・生体反応の利用
歯を動かすことは、単に物理的な力を歯に加えることだけではありません。ワイヤー
やブラケットが歯に適切な力を与えることで、歯の周囲の組織が反応します。この生
体反応により、骨がリモデリング(再形成)され、歯が新しい位置に移動することが可
能となります。
・継続的な圧力の発生
矯正ワイヤーは、歯に対して継続的な圧力を発生させます。この圧力は、歯の移動
方向とは反対側の骨部分で骨の吸収を促進し、歯の移動方向の側では新しい骨の
形成を促します。このバランスのとれた骨の再形成と吸収の過程を繰り返すことで、
歯は安全に新しい位置に移動していきます。
矯正後の歯並び
歯科矯正治療を終えて、満足のいく結果を手に入れた後、多くの患者さんが気になる
のが「歯が元の位置に戻ってしまうのでは?」という疑問です。
矯正治療後の「後戻り」とは、治療完了後に歯が元の位置や噛み合わせに戻ることを
指します。確かに、矯正治療後に特定のケアを怠ると、歯は移動した位置から元の位
置に少しずつ戻る可能性があります。
後戻りの原因
その理由は、歯を支える周囲の組織や骨が、新しい位置に慣れるまでの時間が必要
だからです。矯正治療では、歯を移動させるために持続的な圧力を歯にかけていまし
たが、その圧力がなくなった後も、歯周組織は新しい位置に適応し続ける必要があり
ます。
この「後戻り」を防ぐためには、矯正治療終了後のリテンション期間が非常に重要です
。リテンションとは、矯正治療後に歯の位置を維持するための期間や手段を指します
。この期間中に、リテーナーや保定装置を使用して、歯の位置を安定させます。これ
により、歯が新しい位置にしっかりと固定され、後戻りのリスクが大幅に減少します。
まとめ
いかかでしたでしょうか。
今回は加齢とともに変化する歯並びと、それを防ぐためには、という内容で
ブログを書かせて頂きました。
矯正治療を検討している方は10~30代が最も多いですが
40~50代の方も勿論いらっしゃいます!
始めるのが遅かった、なんてことありません。
思い立った時が吉です!
皆様がご相談にいらっしゃる日を心よりお待ちしております(*^▽^*)
何歳になっても健康な歯を保てるよう、今から是非心掛けていきましょうね♪