投稿日:2024.4.22
歯並びの悪さは自律神経に影響を与えますか?
みなさん、こんにちは。
仙台キュア矯正歯科です。
「めまいや頭痛が長年続いている」とお悩みの方はいらっしゃいませんか?
色々試してみたけれど、なかなか改善しないそのお悩みは、もしかすると悪い歯並びが原
因かもしれません。
「え?歯並びと身体の不調って関係あるの?」と思われるかもしれませんが、歯並びは見
た目だけではなく身体にも悪影響を及ぼします。
今回は、歯並びの悪さは自律神経に影響を与えるのか、どのようなデメリットがあるのか
、治療方法などを解説します。
目次
歯並びが悪いと自律神経に影響を及ぼす
歯並びが悪いと自律神経に影響を及ぼすの?と不思議に思われるかもしれません。
じつは、歯並びが悪いと自律神経に悪影響を及ぼすといわれています。
歯並びが悪いけれど、見た目さえ我慢すれば問題ない!と前向きにとらえる方もいらっし
ゃいます。
しかし、悪い歯並びはお口の中だけではなく、自律神経を乱して身体にもダメージを与え
る可能性があるため、全身の健康を維持するために早めに悪い歯並びは改善しましょう。
自律神経が乱れと原因
まずは、自律神経が影響を受けるとどのような症状が現れるのか、自律神経が乱れる原因
を解説します。
自律神経の乱れによる症状
自律神経が乱れると、以下のような症状が現れます。
・めまい
・頭痛
・吐き気
・ほてり
・冷え
・肩こり
・便秘
・耳鳴り
・倦怠感
・胃の不快感
・動機
などが挙げられます。
上記のような症状で病院に通院されている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、歯並びが原因であれば薬を服用してもなかなか改善しないでしょう。
症状が改善されないことに、イライラしたり不安になったりしてさらに自律神経が乱れて
しまい悪循環に陥ることも。
重症化すると、自律神経失調症になり感情の起伏が激しくなる方や、うつ症状が出る方も
いらっしゃいます。
自律神経の乱れは、身体の不調に現れやすいため上記でお伝えした症状に当てはまる方は
、早めに原因をはっきりさせましょう。
一時的に症状は緩和されても、長い間同じ症状で悩まれているのであれば、しっかり原因
を突き止めてみることが大切ですよ。
自律神経が乱れる原因
生活リズムの乱れや身体や精神的な疲労により女性ホルモンのバランスが崩れることで、
自律神経が乱れされます。
特に、自律神経が乱れるのは神経質の方や几帳面な性格の方が多い傾向にあるといわれて
います。
基本的には、強いストレスがかかることで引き起こされるため、その原因を取り除かない
限りは自律神経の乱れを繰り返してしまうのです。
自律神経は、歯並びの他に以下のようなことで乱れやすいといわれています。
・仕事や人間関係のプレッシャー
・不安や悩み
・光
・音
・温度
・生活習慣の乱れ
・季節の変化
・更年期
などが挙げられます。
自律神経は外部からの刺激や、ストレスにより乱れるとわかっています。
ストレスに関しては、一見悪いものと考えられがちですが、よい刺激であっても身体や精
神に対してストレスを与えます。
また、光や音など些細なことにも神経が敏感になっていると刺激を受けやすいでしょう。
さらに、季節の変化に敏感な方もいらっしゃり、代表的なものでは「5月病」と呼ばれる
ように社会や学校に慣れずに、精神的な不安などを抱えることで引き起こされるうつ病に
似た症状が出ることもあります。
年齢が上がり「更年期」になると、めまいや動機が引き起こされるようになるのも自律神
経が乱れることが原因とされています。
ホルモンが変化すると、自律神経が乱れるからです。
歯並びと自律神経の関係
ここからは、自律神経とは何か、そして歯並びとどのような関係があるのか詳しく説明し
ます。
自律神経ってなに?
意識とは関係なく、身体をよい状態に保つための神経のことです。
体温や呼吸など生きるために必要なものが自律神経の働きによって正常に行われます。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つから成り立っており、これらのバランス
が保たれていることが大切です。
緊張時や興奮時には「交感神経」が優位になり、リラックスしているときには「副交感神
経」が優位になると分かっています。
交感神経が優位になると、呼吸が早くなる・発汗する・筋肉が緊張する・胃腸の動きが抑
制されるなど身体に変化が現れます。
身体にストレスを感じると、この2つの神経がバランスを崩して身体の不調を引き起こす
のです。
どうして悪い歯並びが自律神経に影響を与えるの?
それでは、悪い歯並びが自律神経にどのように影響を与えるのでしょうか。
1.コンプレックスを抱える
歯並びが悪いことが気になり、口元にコンプレックスを抱える方もいらっしゃるのではな
いでしょうか。
歯並びが悪いことを他人に気付かれたくないために、口元を隠したり、歯を見せて笑うこ
とが減ったりすることも。
その結果、知らず知らずのうちにストレスを溜めてしまっているかもしれません。
また、歯並びが悪い方は、かみ合わせが乱れていることが多く、食事に支障がでる方もい
らっしゃいます。
食事が制限されたり、食べこぼしたりすることが多く、食事を楽しめずに、家族や友人と
食事をするのを控えることも。
社会との関わりがなくなることで、お口の機能をあまり使わなくなり、口周りの筋肉が低
下すると、表情も出にくくなります。
その結果、人とコミュニケーションが取りにくくなり、閉じこもりがちになるなど負の連
鎖が起こります。
精神的なストレスにより自律神経が乱されるばかりか、寝たきりや認知機能が低下するリ
スクが高まるとも言われています。
歯並びが悪いと、見た目のコンプレックスで抱えるストレスで自律神経が乱されるだけで
はなく、身体の健康にも悪影響を及ぼすため早めに改善しましょう。
2.かみ合わせの乱れ
歯並びが悪いと上下のかみ合わせが乱れていることが多いです。
かみ合わせが安定していないと、無意識のうちに上下の歯をギリギリと擦り合わせる「歯
ぎしり」をする傾向があります。
他にも、就寝時や集中しているときにすることが多い「食いしばり」をすることも。
特に就寝中に歯ぎしりや食いしばりをすると、睡眠の質が低下して自律神経が乱れるので
す。
知らないうちに、歯や顎に負担がかかり続けることが原因になり、自律神経に悪影響を及
ぼすことがあります。
また、しっかり食べものを噛めないために、顎をずらして噛んでいませんか?
その結果、顎周辺の神経を圧迫したり、顎関節症を引き起こしたりする可能性があります
。
顎周辺の神経が圧迫されると、こめかみに繋がっているため頭痛を引き起こしたり、目が
疲れたりすることも。
悪い歯並びの治療方法
仙台キュア矯正歯科は、悪い歯並びを改善するために患者さまにぴったりの矯正治療をご
提案しています。
矯正治療は、歯の表面に装置が付く「表側矯正」を思い浮かべる方も多いですが、当院で
は目立ちにくい矯正装置もご用意していますので、お気軽にご相談ください。
歯の裏側に装置を貼り付ける「裏側矯正」や取り外し式の透明のトレーを使用する「マウ
スピース型矯正」から選択していただけます。
裏側矯正であれば3週間に1回、マウスピース型矯正であれば2ヶ月に1回のペースで通院し
ていただけますので、ライフスタイルによって治療計画を立てていきましょう。
また、前歯の歯並びだけを改善したい方へは「部分矯正」を選択していただくことも可能
です。
まずは、あなたに合った矯正装置や計画を知るために、無料カウンセリングにお越しくだ
さい。
歯並びが悪いことを放置しても自然と治ることはありません。
自律神経を整えるためにも、歯並びを改善して健康な毎日を送りましょう。