投稿日:2024.3.1
キシリトールでむし歯予防
こんにちは(‘ω’)先月はバレンタインがありましたが、皆さんは何かお菓子作りましたか?
私は生チョコ作りました!やっぱり甘いものは無性に食べたくなりますよね。
ですが、甘いものばかり食べているとむし歯になってしまうのではないかと不安になりますよね^_^;
皆さんは「キシリトール」がむし歯予防に良いと聞いたことはありますでしょうか?
結論から言うと、キシリトールはむし歯予防に有効です!そこで、「キシリトール」の効果などについて
詳しく解説していきます。
目次
『キシリトールとは??』
キシリトールとは、天然素材の甘味料で、シラカバやカシの樹木、植物からつくられています。
キシリトールは砂糖の代わりに用いられる「代用甘味料」と言われています。甘さはお砂糖と
ほぼ同じで、炭水化物の一種です。むし歯の発生や進行を防ぐ予防効果が認められています。
カロリーは砂糖の75%くらいです。お口に入れるとひんやりとするのも特徴です。
『キシリトールの虫歯予防効果』
キシリトールの虫歯予防効果には4つあります。
1,むし歯の原因になる酸をつくらない
2, 再石灰化の促進
3, プラークをつきにくくする
4,唾液を多く出す
『キシリトールを含む食材』
キシリトールは、イチゴやカリフラワー、ラズベリー、ホウレン草、茄子、レタスなど野菜や果物の中にも含まれています。
ですが、これらに含まれているキシリトール成分はごくわずかです。ですから、これらの野菜や果物のみでむし歯予防の効果が
期待できる量(1日5~10グラム)を摂ることは難しい為、ガムやタブレットがむし歯予防には有効です。
『キシリトールガム』
最近はスーパーでキシリトールガムやタブレットをよく見かけますよね。
虫歯の予防のためには、1日3回、毎食後に噛むのが効果的です。1回あたり15~20分程度噛むようにしましょう。
虫歯になりやすい方や、積極的に虫歯の予防をしたい方は、1日5回、毎食後や間食後、寝る前に噛むとよいでしょう。
ガムを噛むと唾液が出て、口の中の汚れや歯垢も後しやすくしてくれるため歯磨きの前に噛むのがおすすめです。
また、特に歯質を強化したい方は歯磨き後に、お口のねばねばを取りたい方は寝る前に噛むのがおすすめです。
1日3回キシリトールガムを噛むと、2週間でプラークが減り始め、3か月程でむし歯になりにくくなります。
『キシリトールガムの選び方』
皆さんはきっと、キシリトールガムと聞くとスーパーで販売されているものを想像すると思います。
キシリトールが50%以上であれば虫歯予防効果があると言われていますが一般で販売されている
キシリトールガムは30~45%しかキシリトールが配合されていません。更に砂糖も入っている為、
少なからずむし歯のリスクがあります。反対に、歯科で販売されているキシリトールガムは
100%キシリトールなので砂糖が入っておらずむし歯のリスクがありません。ですから、市販の
キシリトールガムと歯科専用キシリトールガムの違いは、むし歯のリスクの有無です。これらを踏まえて
キシリトールガムを購入すると良いでしょう。
『キシリトールの副作用』
虫歯を予防したり、唾液の分泌を促進するキシリトールですが、一気にたくさん食べるとお腹を壊してしまうこともあります。
キシリトールには、腸の水分を吸収する働きがあります。これは下剤と同じ機能。
個人差はありますが、過剰摂取には注意しましょう。
皆さん意識してキシリトールを摂取していましたか?矯正治療中は特に虫歯になりやすいです。
食後やどうしても歯磨きするのが難しい時などは、キシリトールガムを噛んでみてくださいね(^^♪
もちろん、キシリトールを摂取するだけではお口の中はきれいに保てません。毎日の歯磨きも
欠かさずに行いましょう!